Amazon EC2 I7i 高性能ストレージ最適化インスタンスをリリース
Amazon Web Services は、次世代の高性能ストレージ最適化 Amazon EC2 I7i インスタンスの一般提供を発表しました。第 3 世代の AWS Nitro SSD を搭載した I7i インスタンスでは、最大 45 TB の NVMe ストレージを提供し、I4i インスタンスと比較して、リアルタイムストレージのパフォーマンスが最大 50% 向上し、ストレージ I/O レイテンシーが最大 50% 短縮され、ストレージ I/O レイテンシーの変動が最大 60% 減少します。I7i インスタンスは、オールコアターボ周波数 3.2 GHz の第 5 世代 Intel Xeon スケーラブルプロセッサを搭載しており、Amazon EC2 の x86 ベースのストレージ最適化インスタンスで最も優れたコンピューティングパフォーマンスとストレージパフォーマンスを提供します。前世代の I4i インスタンスと比較して、コンピューティングパフォーマンスが最大 23%、コストパフォーマンスが 10% 以上向上しています。
I7i インスタンスは、I/O が集中型でレイテンシーの影響を受けやすいワークロードに最適です。例えば、トランザクションデータベース、リアルタイムデータベース、NoSQL データベース、リアルタイム分析、AI/ML トレーニング用の前処理、インデックス作成、および小中規模 (数 TB) のデータセットにアクセスするために高いランダム IOPS パフォーマンスとリアルタイムのレイテンシーが求められる検索エンジンなどに適しています。さらに、Torn Write Prevention (TWP) 機能により、データベースパフォーマンスのボトルネックを解消できます。
I7i インスタンスは、最大 48xlarge の 9 種類の仮想サイズと 2 種類のベアメタルオプションの 11 サイズで提供され、最大 100 Gbps のネットワーク帯域幅と 60 Gbps の Amazon Elastic Block Store (EBS) 帯域幅をサポートします。これらのインスタンスは現在、米国東部 (バージニア北部、オハイオ) と米国西部 (オレゴン) の AWS リージョンで利用可能であり、オンデマンドプランや Savings Plans などの柔軟な購入オプションが用意されています。詳細については、I7i インスタンスのページをご覧ください。