Amazon Kinesis Data Streams が、デフォルトのシャード制限を AWS アカウントあたり最大 20,000 まで引き上げ

投稿日: 2025年4月21日

Amazon Kinesis Data Streams は、プロビジョンドキャパシティモードにおけるデータストリームのデフォルトシャード制限を大幅に引き上げ、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の各リージョンで、AWS アカウントあたり 500 シャードから 20,000 シャードに増やしました。また、AWS Service Quotas コンソールを使用して、どのリージョンでもアカウントのシャード制限の使用状況を確認できるため、ストリーミングワークロードを簡単かつ迅速に拡張して、より多くのユースケースでリアルタイムのインサイトを得ることができるようになりました。

Amazon Kinesis Data Streams はサーバーレスのデータストリーミングサービスで、お客様はリアルタイムのデータストリームを公開および使用する分離アプリケーションをあらゆる規模で構築できます。データストリームはシャードで構成され、各シャードは 1 MB/秒の入力スループットキャパシティと 2 MB/秒の出力スループットキャパシティを提供します。ストリームのスループットキャパシティは、コンソール、API コール、または CLI を使用してシャードの数を指定することで簡単に変更できます。制限の引き上げにより、プロビジョンドモードを使用するお客様は、デフォルトでアカウントあたり最大 10 GB/秒の入力と 20 GB/秒の送信を処理できるようになります。この制限の引き上げは、いつでもリクエストできます。

デフォルトのシャード制限も、アカウントあたり 200 シャードから 1,000 シャード (他のすべてのリージョンではアカウントあたり 6,000 シャード) に引き上げられました。Service Quotas コンソールで、すべてのリージョンの新しいデフォルトを確認したり、さらなる引き上げをリクエストしたりできます。シャード制限がデータストリームに与える影響の詳細については、Quotas and limits ドキュメントを参照してください。