AWS Clean Rooms Spark SQL が集計およびリスト分析ルールのサポートを開始

投稿日: 2025年4月2日

本日のリリースにより、AWS Clean Rooms には、プライバシー強化制御が追加され、Spark 分析エンジンを使用した集計およびリスト分析ルールをサポートするようになりました。

AWS Clean Rooms Spark SQL を使用すると、お客様とパートナーは、集計、リスト、カスタム分析ルールでデータの使用方法を管理でき、パフォーマンス、規模、コスト要件に基づいて設定可能なリソースで SQL クエリを実行できます。例えば、広告主はリスト分析ルールを使用して、広告主とパブリッシャーの集合データセットからターゲットオーディエンスセグメントを作成できます。セグメントの作成に使用した raw データを共有する必要はありません。同様に、パブリッシャーとそのパートナーは、集計ルールを使用してデータセット全体でメディアプランニングとキャンペーン測定分析を実行し、共同の統計結果をまとめることができます。これにより、すべての共同作業者の基礎データを保護できます。さらに、新しいコラボレーションを作成するのではなく、既存の AWS Clean Rooms コラボレーションを更新して、Spark 分析エンジンを使用できるようになったため、AWS Clean Rooms Spark SQL を使い始めるのが簡単になりました。

AWS Clean Rooms Spark SQL は、これらの AWS リージョンで一般提供されています。AWS Clean Rooms は、企業とそのパートナーが、互いの基礎データを公表したりコピーしたりすることなく、データセットの集合体をより簡単に分析し、コラボレーションできるように支援します。詳細については、AWS Clean Rooms をご覧ください。