Amazon CloudFront 向け SaaS Manager の発表

投稿日: 2025年4月28日

本日、AWS は CloudFront SaaS Manager を発表しました。Amazon CloudFront のこの新機能は、Software-as-a-Service (SaaS) プロバイダー、ウェブ開発プラットフォーム、複数のブランドやウェブサイトを展開する企業を対象としており、複数のウェブサイトにわたるコンテンツ配信を効率的に管理できるようにします。CloudFront SaaS Manager では、TLS 証明書の管理、DDoS 対策、オブザーバビリティなど、複数のウェブサイトを大規模に管理する際の運用上の負担を軽減する統一されたエクスペリエンスが提供されます。

CloudFront SaaS Manager では、再利用可能な構成設定が導入されているため、設定情報の重複をなくし、ウェブサイト全体で一貫した設定を維持することができます。これにより、時間を節約でき、設定ミスによるエラー発生の可能性も低減できます。CloudFront SaaS Manager を使用すると、最適な CDN とセキュリティのデフォルト設定が適用され、AWS のベストプラクティスに基づいた高いパフォーマンスと安全な保護を確保できます。さらに、AWS Certificate Manager (ACM) との簡単な統合により、TLS 証明書のリクエスト、発行、CloudFront との関連付けを自動化できます。これにより、顧客基盤の拡大に伴って複雑化する、証明書の管理、セキュリティポリシーの適用、アカウント間の同期といった課題にも対処できます。

CloudFront SaaS Manage の使用方法の詳細については、こちらのページ、Amazon CloudFront SaaS Manager ページ、Amazon CloudFront デベロッパーガイドをご覧ください。