AWS Backup、カスタムボリューム設定により Amazon EC2 の復元機能を強化
投稿日:
2025年5月28日
AWS Backup では、Amazon EC2 の復元機能が強化され、復元プロセス中にボリューム設定をカスタマイズできるようになりました。この新機能により、ユーザーは AWS Backup を使用して、EC2 AMI にアタッチされたすべての Amazon EBS ボリュームに対して、ボリュームタイプ、サイズ、IOPS、AWS KMS 暗号化キーなどのカスタム設定を直接指定できるようになりました。この機能は、標準のバックアップボールトや、論理エアギャップボールトからの復元に対してもシームレスに動作します。
この機能は、AWS Backup の CLI または SDK から使用を開始できます。EC2 バックアップの復元時には、Amazon EBS ボリューム設定を指定するための新しいセクション (ブロックデバイスマッピング) を復元メタデータに追加できるようになりました。インスタンスの起動時に、ブロックデバイスマッピングで追加のボリュームを指定してアタッチすることもできます。この機能強化は、既存の EC2 バックアップと新規の EC2 バックアップの両方に適用され、追加費用なしで利用できます。
AWS Backup の強化された EC2 復元機能は、AWS Backup がサポートされているすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できます。AWS Backup のこの機能のサポートに関する詳細は、AWS Backup の製品ドキュメントをご覧ください。