Amazon RDS データベースプレビュー環境で PostgreSQL 18 Beta 1 が利用可能に

投稿日: 2025年5月15日

Amazon RDS for PostgreSQL 18 Beta 1 が Amazon RDS データベースプレビュー環境で利用できるようになりました。これにより、Amazon RDS for PostgreSQL での PostgreSQL 18 のプレリリースを評価できます。PostgreSQL 18 Beta 1 は、フルマネージド型データベースの利点を備えた Amazon RDS データベースプレビュー環境にデプロイできます。

PostgreSQL 18 では、クエリの実行と I/O 操作に関する重要な更新が行われています。複数列の B-tree インデックスに対する「スキップスキャン」がサポートされ、OR 条件および IN (...) 条件の WHERE 句の処理が最適化されており、クエリの実行が向上しています。並列実行機能は、並列 GIN インデックスの構築と強化された結合操作によって拡張されています。オブザーバビリティの面では、EXPLAIN ANALYZE によるバッファアクセスの詳細な統計や、I/O 使用状況のモニタリング機能が強化されています。詳細については、PostgreSQL コミュニティによる発表をご覧ください。

Amazon RDS データベースプレビュー環境のデータベースインスタンスは最大 60 日間保持され、この保持期間を過ぎると自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用して、プレビュー環境からデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。

Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスの価格は、米国東部 (オハイオ) リージョンの価格に基づいています。