pgactive のオープンソース化の発表: PostgreSQL 向けアクティブ/アクティブレプリケーション拡張機能
投稿日:
2025年6月9日
本日、AWS は、アクティブ/アクティブレプリケーション用の PostgreSQL 拡張機能である pgactive のオープンソース化を発表しました。pgactive を使用すると、非同期アクティブ-アクティブレプリケーションを使用してデータベースインスタンス間でデータをストリーミングできるため、異なるリージョンのライターを含め、データベースインスタンス間でデータを移動する際の回復力と柔軟性が向上します。これにより、書き込みトラフィックを別のインスタンスに切り替えるなどの操作の可用性を維持できます。
pgactive は PostgreSQL 16 以降のテーブル間の双方向レプリケーションなど、PostgreSQL の論理レプリケーション機能を基礎として構築されており、アクティブ/アクティブレプリケーションのシナリオの管理を簡単にする機能が追加されています。pgactive 拡張機能をオープンソース化することで、PostgreSQL のアクティブ/アクティブ機能の開発におけるより多くの共同作業が可能になります。同時に、複数のアクティブインスタンスの恩恵を受けるシナリオでの PostgreSQL の使用を簡素化するする機能が提供されます。
pgactive の詳細と開始方法については、GitHub リポジトリをご覧ください。