Amazon SNS がクロスリージョン配信機能を強化

投稿日: 2025年7月17日

Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) のクロスリージョン配信機能が拡張され、オプトインリージョンを使用するお客様にさらなる柔軟性を提供できるようになったことをお知らせいたします。このアップデートには、以下の 3 つの改善点があります。

  1. Amazon SNS から Amazon SQS への配信 (オプトインリージョン間): 特定のオプトインリージョンにある Amazon SNS トピックから、別のオプトインリージョンにある Amazon SQS キューにメッセージを配信できるようになりました。
  2. Amazon SNS から AWS Lambda への配信 (オプトインリージョン間): 特定のオプトインリージョンにある Amazon SNS トピックから、別のオプトインリージョンにある AWS Lambda 関数へのメッセージ配信がサポートされるようになりました。
  3. Amazon SNS から AWS Lambda への配信 (デフォルトリージョンからオプトインリージョンへ): デフォルトで有効なリージョンにある Amazon SNS トピックから、特定のオプトインリージョンにある AWS Lambda 関数にメッセージを配信できるようになりました。

これらの強化により、AWS リージョン全体にわたる分散システムをより柔軟に設計できるようになり、アーキテクチャにおいてオプトインリージョンを活用しやすくなります。

これらの新機能を使用するには、アカウントで必要なオプトインリージョンが有効になっていることを確認してください。オプトインリージョンを含むクロスリージョンのサブスクリプションを設定する場合は、リージョン固有のサービスプリンシパル (sns.<opt-in-region>.amazonaws.com) をリソースポリシーで必ず使用してください。

オプトインリージョンの使用の詳細については、AWS アカウント管理のドキュメントを参照してください。Amazon SNS のクロスリージョン配信の詳細については、Amazon SNS のドキュメントを参照してください。