新しいワイルドカードステートメントにより AWS Organization のタグポリシーを簡素化

投稿日: 2025年7月22日

AWS Organizations タグポリシーでは、Resource 要素で ALL_SUPPORTED を使用することで、タグポリシーのワイルドカードがサポートされます。これにより、ポリシー作成作業を簡素化し、ポリシーサイズを縮小できます。特定の AWS サービスでサポートされているすべてのリソースタイプにタグポリシーを適用するように 1 行で指定できるようになりました。個別にポリシーに追加する必要はありません。

タグポリシーにより、プロアクティブなコンプライアンス、ガバナンス、コントロールにより、AWS アカウント全体に一貫したタグ付けを適用できます。たとえば、「Environment」タグキーを持つすべての EC2 インスタンスでは、「Prod」または「Non-Prod」の値のみを使用する必要があるというポリシーを定義できます。これまでは、インスタンス、ボリューム、スナップショットなど、各 EC2 リソースタイプをタグポリシーに個別にリストする必要がありました。ALL_SUPPORTED ワイルドカードにより、サポートされているすべての EC2 または S3 リソースタイプに同じルールを 1 行で適用できるようになりました。

この機能は、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス、AWS Software Development Kit で使用できます。この機能は、タグポリシーが利用可能な AWS リージョンの AWS Organizations タグポリシーでご利用いただけます。詳細については、タグポリシーのドキュメントをご覧ください。