Amazon RDS for Oracle が REDO 転送の圧縮のサポートを開始
Amazon RDS が、REDO 転送の圧縮のサポートを開始しました。REDO 転送の圧縮は、REDO データをスタンバイデータベースに送信する前に圧縮する機能です。ネットワーク経由で送信されるデータ量が削減されるため、REDO 転送のパフォーマンスが向上します。REDO ログの転送が速くなるため、お客様は目標復旧時点 (RPO) を低く抑えることができます。目標復旧時点 (RPO) とは、プライマリインスタンスが使用できなくなった場合に、レプリカのプロモート時に発生する可能性のあるデータ損失の量です。
REDO データの圧縮と解凍は、プライマリデータベースとスタンバイデータベースの両方の CPU リソースを消費します。お客様は、この増加したワークロードを処理するのに十分な CPU 容量が利用可能であることを確認し、ネットワークトラフィックの減少と RPO の改善が圧縮による CPU オーバーヘッドを上回る状況で REDO 転送の圧縮を使用する必要があります。この機能を有効にするには、データベースインスタンスのパラメータグループで redo_compression パラメータを設定します。REDO ログの圧縮は、マウントされたレプリカとリードレプリカの両方でご利用いただけます。なお、ご利用には、Oracle Advanced Compression ライセンス付きの Oracle Enterprise Edition が必要です。
REDO 転送の圧縮は、Amazon RDS for Oracle が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。REDO 転送の圧縮を使用する方法については、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。