Amazon RDS for SQL Server でセルフマネージド型 Active Directory による Kerberos 認証のサポートが開始

投稿日: 2025年8月19日

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for SQL Server では、セルフマネージド型 Microsoft Active Directory (AD) による Kerberos 認証がサポートされるようになりました。今回のリリースにより、アプリケーションでは、セルフマネージド型 AD に参加している Amazon RDS for SQL Server インスタンスに対して、Kerberos 認証を使用して接続できるようになります。

これまでは、Amazon RDS for SQL Server を Microsoft Active Directory と統合する際、Kerberos 認証を利用するには AWS Managed AD を使用する必要がありました。今後は、Amazon RDS for SQL Server を Microsoft AD と統合する際に、AWS Managed AD を使用せずに Kerberos 認証を設定できるようになりました。この機能を使用すれば、Kerberos 認証を利用するために Amazon Managed AD を導入する必要がなくなるため、オンプレミスの SQL Server データベースから Amazon RDS for SQL Server への移行が簡素化されます。なお、現在 AWS Managed AD で Amazon RDS for SQL Server を利用しているお客様は、既存の統合を引き続き使用できます。

Amazon RDS for SQL Server インスタンスをセルフマネージド型 AD に参加させて Kerberos 認証を設定するには、Amazon RDS for SQL Server ユーザーガイドをご覧ください。この機能は、AWS のすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。