Amazon SageMaker がアカウントに依存しない再利用可能なプロジェクトプロファイルを導入
Amazon SageMaker では、Amazon SageMaker Unified Studio ドメインに、アカウントに依存しない再利用可能なプロジェクトプロファイル (テンプレート) が導入されました。この機能により、ドメイン管理者は一度プロジェクト設定を定義すると、その設定を複数の AWS アカウントやリージョンで再利用できるようになりました。 プロジェクトプロファイルは、特定の AWS アカウントまたはリージョンに関連付けられることはなくなりました。代わりに、プラットフォームチームはアカウントプールを参照できます。アカウントプールは、カスタムのエンタープライズ認証ポリシーまたはユーザー固有のロジックに基づいて、プロジェクト作成時に動的にアカウントとリージョンを選択できる新しいドメインエンティティです。プロファイルの定義を静的なデプロイ設定から切り離すことで、ガバナンスが簡素化され、重複が減少して、大規模なデータ環境と機械学習環境全体でのオンボーディングにかかる時間が短縮されます。
プロジェクト作成者は、より柔軟な操作ができるようになります。プロジェクトの作成時に、自分の権限に応じてパーソナライズされた AWS アカウントとリージョンのリストが表示され、その中から選択できます。この仕組みは、アカウントやリージョンの独自の割り当てルールや、事前に定義されたアカウントプールによって支えられています。このモデルは、一元管理とアクセス許可の境界を維持しながら、数百または数千のアカウントを運用する組織をサポートします。
この機能は、Amazon SageMaker Unified Studio がサポートされているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。
Amazon SageMaker のアカウントに依存しないプロジェクトプロファイルの詳細については、Amazon SageMaker Unified Studio のアカウントプールを参照してください。