AWS Batch がデフォルトのインスタンスタイプオプションのサポートを開始

投稿日: 2025年8月18日

本日より、AWS Batch はコンピューティング環境で使用できるインスタンスタイプ用に 2 つの新しいインスタンスタイプオプションを導入しました。default-x86_64 (デフォルト) と default-arm64 です。これらの新しいオプションでは、ジョブキューの要件に基づいて、さまざまな世代の中で最も費用対効果に優れたインスタンスタイプが自動的に選択されます。AWS Batch では、以前は最適なインスタンスタイプのみをサポートしていました。これにより、より新しい世代の EC2 インスタンスファミリーでの Batch ワークロードの実行が容易になり、より低コストでより優れたパフォーマンスを提供できます。新しいインスタンスタイプがリージョンで利用可能になると、対応するデフォルトプールに自動的に追加されます。

はじめに、マネージドコンピューティング環境の InstanceType パラメータで default-x86_64 または default-arm64 を選択できます。新しいコンピューティング環境を作成する必要はありません。既存の「最適」オプション (M、C、R の EC2 インスタンスファミリーに適用) は引き続きサポートされ、廃止予定はないので、対応の必要はありません。ただし、新しいインスタンスタイプで自動的に更新されるのは ENABLED および VALID コンピューティング環境 (CE) のみであることに注意してください。DISABLED または INVALID の CE がある場合は、再有効化されて VALID 状態に設定されると更新されます。

この機能は、すべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンにおいて、AWS Batch で利用できます。詳細については、リリースブログを参照するか、Batch のドキュメントページまたは Batch のトラブルシューティングのユーザーガイドをご覧ください。