AWS が Amazon Elastic VMware Service (Amazon EVS) の一般提供を発表

投稿日: 2025年8月5日

本日より、Amazon Elastic VMware Service (Amazon EVS) の一般提供が開始されました。これにより、VMware Cloud Foundation (VCF) を Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) 内で直接実行できます。Amazon EVS を使用すると、使い慣れた VCF ソフトウェアと既存のスキルを維持しながら、AWS の規模、伸縮性、パフォーマンスを活用できるため、移行中にアプリケーションのリプラットフォームやリファクタリングを実行する必要がなくなります。

Amazon EVS は、お客様の VMware 環境の管理における選択肢、制御、および柔軟性を提供します。インフラストラクチャを自己管理することも、AWS パートナーの専門知識を利用して AWS 上の VCF 環境を管理および運用することもできます。このサービスでは、お使いの環境へのフル管理アクセスにより、クラウド内の VMware アーキテクチャの制御を維持できます。AWS で仮想化スタックを最適化し、お好みの外部ストレージ、バックアップ、ディザスタリカバリソリューションを統合する際に、お客様固有のニーズを満たすことができます。また、オンデマンド、1 年、3 年のオプションを含む柔軟な消費モデルを利用して、コストを最適化することもできます。Amazon EVS は AWS の利点とすぐに使用できる VCF 環境を組み合わせ、高度な生成 AI 機能から基本的なコンピューティング、ストレージ、データベースサービスまで、200 を超えるフル機能のサービスで移行、スケーリング、最適化を行うことができます。ライセンスポータビリティ権限により、VCF ライセンスを Amazon EVS に持ち込むことができます。現在このサービスでは、VCF バージョン 5.2.1 がサポートされており、i4i.metal インスタンスでワークロードが実行されます。

Amazon EVS は現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド) の 6 つの AWS リージョンで一般提供されています。

Amazon EVS の使用を開始するには、AWS コンソールからサービスにアクセスしてください。 機能と料金の詳細については、Amazon EVS の製品ページにアクセスしてください。また、使用を開始するのに役立つドキュメントを参照してください。