AWS IoT Core が MQTT 接続管理を効率化するために DeleteConnection API を導入
投稿日:
2025年8月11日
AWS IoT Core では DeleteConnection API が提供されるようになり、クライアント ID を使用して MQTT クライアントとの接続をプログラムによって切断できるようになりました。この新機能を使うと、デベロッパーは MQTT 接続を終了する際に、永続的なセッションをクリアしたり、Last Will and Testament メッセージ (クライアントの接続が予期せず切断されたときに MQTT ブローカーがクライアントに代わって自動的に送信するメッセージ) の送信を抑制したりできます。接続が切断されると、サービスによってライフサイクルイベントが生成されるため、運用上の観点からデバイスの接続状態について把握するのに役立ちます。
DeleteConnection API は、エンドポイント間のデバイスのリダイレクト、接続の問題のトラブルシューティング、問題のあるデバイス動作の処理など、デベロッパーがデバイス接続をより効果的に管理するのに役立ちます。DeleteConnection API は、AWS IoT Core がサポートされているすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。詳細については、AWS IoT Core ドキュメントと AWS IoT Core API リファレンスガイドをご覧ください。