Amazon CloudWatch でクロスアカウントおよびクロスリージョンのログの一元化が利用可能に

投稿日: 2025年9月17日

Amazon CloudWatch では、クロスアカウントおよびクロスリージョンのログの一元化を行えるようになりました。これにより、お客様は複数の AWS アカウントとリージョンからのログデータを 1 つの送信先アカウントにコピーできます。この機能は AWS Organizations とシームレスに連携するため、カスタムソリューションを管理しなくても、複数のアカウントやリージョンにまたがるワークロードのログを 1 つのアカウントに効率的に集約できます。

ログの一元化機能を使用すると、一元化ルールの適用範囲を決めて組織全体、特定の組織単位、または選択したアカウントのログデータを 1 つのアカウントにコピーできます。ソースコンテキストとデータリネージュを維持するために、ログイベントに元のソースアカウントとリージョンを識別するための新しいシステムフィールド (@aws.account と @aws.region) が追加されます。その他の機能には、ロググループの選択コピー、送信先アカウントでの名前が同じロググループの自動マージ、オプションのバックアップリージョンの設定などがあり、これによって一元化されたログの管理を簡素化します。

ログの一元化は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、南米 (サンパウロ) でご利用いただけます。

詳細については、Amazon CloudWatch のドキュメントをご覧ください。お客様はログのコピーを 1 つ無料で一元化できます。コピーを追加すると、一元化されたログ 1 GB あたり 0.05 USD の料金が発生します (バックアップリージョン機能は追加コピーと見なされます)。詳細については、CloudWatch 料金表ページを参照してください。