Amazon OpenSearch Ingestion でクロスアカウント取り込みのサポートを開始

投稿日: 2025年9月19日

Amazon OpenSearch Ingestion では、HTTP や OpenTelemetry (OTel) など、プッシュベースのソースに対してクロスアカウント取り込みをサポートするようになりました。今回のリリースにより、お客様は VPC ピアリングや AWS Transit Gateway を追加するなど、構成を変更しなくても複数の AWS アカウントで OpenSearch Ingestion パイプラインを簡単に共有できます。

この機能により、複数のアカウントを持つ組織でも、オブザーバビリティと分析のワークフローを簡単に一元化できます。例えば、中央のログ記録チームは取り込みパイプラインを作成し、アカウントが異なる開発チームにアクセス権を付与することで、ログ、メトリクス、トレースを OpenSearch ドメインまたは OpenSearch Serverless コレクションに直接取り込むことができます。これにより、運用上のオーバーヘッドを低減し、アカウント間で取り込みパイプラインを共有するコストを削減できます。

Amazon OpenSearch Ingestion のクロスアカウント取り込みは、OpenSearch Ingestion が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。お客様は、AWS マネジメントコンソールまたは AWS CLI でリソースポリシーを作成し、VPC からパイプラインエンドポイントを有効にすることで、データをシームレスに取り込むことができるようになります。

この機能の詳細については、Amazon OpenSearch Service デベロッパーガイドとリリースブログを参照してください。