AWS Organizations にメンバーアカウントの状態情報が新たに追加
投稿日:
2025年9月15日
AWS Organizations では、AWS アカウントライフサイクルの可視性を高めるために、AWS Organizations コンソールと API (DescribeAccount、ListAccounts、ListAccountsForParent) に新しい State フィールドが追加されました。今回のリリースにより、AWS Organizations Console で既存のアカウントステータスを示す Status フィールドが、アカウントの状態を示す新しい State フィールドに置き換えられました。ただし、API では 2026 年 9 月 9 日まで Status フィールドと State フィールドの両方を引き続き使用できます。
このリリースにより、AWS による強制停止の場合は "SUSPENDED"、閉鎖リクエストが処理中である場合は "PENDING_CLOSURE"、アカウントが閉鎖されてから 90 日間の復元可能な期間内にある場合は "CLOSED" など、より詳細なアカウント状態情報を取得できます。2026 年 9 月以降、Status フィールドは完全に廃止されます。アカウントベンディングパイプラインを使用しているお客様は、Status フィールドが廃止される前に、State フィールドを参照するよう実装を更新する必要があります。この機能は、AWS のすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで利用できます。アカウントの管理を開始するには、ブログ記事とドキュメントをご覧ください。