AWS WAF でリクエスト量に応じて WAF Vended Logs を無料で利用可能に

投稿日: 2025年9月8日

AWS WAF では、100 万件の WAF リクエストを処理するごとに、追加費用なしで CloudWatch Logs に 500 MB の Vended Logs を取り込めるようになりました。これにより、包括的なセキュリティ上の可視性を維持しながら、WAF ロギングコストをより適切に管理できます。

CloudWatch の WAF ログからは、セキュリティ分析、コンプライアンス、トラブルシューティングに役立つ貴重なインサイトが得られます。Log Insights クエリ、異常検出、ダッシュボードなどの CloudWatch の高度な分析機能を活用して、ウェブアプリケーションのトラフィックパターンやセキュリティイベントをモニタリングおよび分析できます。ログの無料利用枠は、月末の AWS 請求書に記載されている WAF リクエストの使用状況に基づいて自動的に適用されます。このため、新しい料金体系を簡単に活用できます。

WAF ログの無料利用枠は、CloudWatch、S3、Firehose に送信される WAF 固有の Vended Logs に対して利用できます。100 万件の WAF リクエストに対して提供される 500 MB の利用枠を超える使用量については、CloudWatch における AWS WAF 固有の Vended Logs の料金体系に基づいて課金されます。料金の詳細については、AWS WAF の料金ページをご覧ください。

WAF ロギング機能の詳細と使用開始方法については、AWS WAF ドキュメントをご覧ください。