請求ビューが複数の組織のコスト管理データをサポート
本日、AWS は、お客様が 1 つの AWS アカウントを通じて複数の組織の AWS 支出を管理できるようにするAWS Billing and Cost Management の新機能を一般提供することを発表しました。お客様は、コスト管理データを含むカスタム請求ビューを組織外の他の AWS アカウントと共有できるようになります。さらに、複数のカスタム請求ビューを組み合わせて新しい統合ビューを作成できます。これらの機能により、FinOps チームは複数の組織のコスト管理データを含むカスタム請求ビューを作成できます。その後、これらのビューを使用して、Cost Explorer を通じて複数の組織のコスト管理データにアクセスしたり、AWS コストを監視するための予算を設定したりできます。
新しいカスタム請求ビュー機能を使用すると、AWS Cost Explorer や AWS Budgets を使用してアクセスできる、複数の組織にわたるコスト管理データの統合ビューを作成でき、複数の組織にわたる支出パターンを監視、分析、予測できます。これにより、AWS 上で複数の子会社または事業部門を別々の組織として運営しているお客様は、単一の AWS アカウントで AWS 支出を管理できるようになります。
複数の組織のコスト管理データを含むカスタム請求ビューのサポートは、AWS GovCloud リージョンと AWS 中国リージョンを除くすべての AWS リージョンで利用できます。カスタム請求ビューの利用を開始するには、AWS Billing and Cost Management コンソールの [Cost Management Preferences] ページの [Billing View] にアクセスして、カスタム請求ビューを新規作成してください。 利用を開始するには、Billing View のユーザーガイドをご覧ください。