Amazon EBS io2 Block Express が中国リージョンをサポート

投稿日: 2025年10月10日

Amazon EBS io2 Block Express が、Sinnet が運営する Amazon Web Services 中国 (北京) リージョンと、NWCD が運営する Amazon Web Services 中国 (寧夏) リージョンで利用できるようになりました。

io2 Block Express は、一貫したミリ秒未満のレイテンシーと 99.999% の耐久性を実現するように設計された最新世代の EBS ストレージサーバーアーキテクチャを活用しています。単一の io2 Block Express ボリュームで、256,000 IOPS、4 GiB/秒のスループット、64 TiB のストレージ容量を実現できます。io2 Block Express ボリュームを同じアベイラビリティーゾーン内の複数のインスタンスにアタッチすることもできます。これにより、NVMe 予約による共有ストレージフェンシングがサポートされ、アプリケーションの可用性とスケーラビリティが向上します。io2 Block Express は、主要なクラウドプロバイダーの中でも I/O レイテンシーが p99.9 と極めて低く、SAP HANA、Oracle、SQL Server、IBM DB2 などの最も I/O 負荷の高いミッションクリティカルなデプロイに最適です。

io1 ボリュームを使用しているお客様は、ModifyVolume API を使用してダウンタイムなしで io2 Block Express にアップグレードできます。これにより、io1 と同じかそれ以下のコストで、100 倍の耐久性、一貫したミリ秒未満のレイテンシー、および大幅に高いパフォーマンスを実現できます。io2 Block Express を使用すると、io1 と同じストレージ価格で最大 4 倍の IOPS と 4 倍のスループットを実現できます。また、32,000 IOPS を超えるボリュームでは、IOPS コストを最大 50% 削減できます。

io2 Block Express が Amazon Web Services のすべてのリージョンで利用可能にio2 Block Express ボリュームは、Amazon Web Services マネジメントコンソール、Amazon コマンドラインインターフェイス (CLI)、Amazon SDK を使用して作成および管理できます。io2 Block Express の詳細については、技術文書を参照してください。