Amazon EKS および Amazon EKS Distro が Kubernetes バージョン 1.34 のサポートを開始
Kubernetes バージョン 1.34 では、いくつかの新機能とバグ修正が導入されました。AWS は、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) と Amazon EKS Distro を使用して Kubernetes バージョン 1.34 を実行できるようになったことをお知らせします。本日より、EKS コンソール、eksctl コマンドラインインターフェイス、またはコードとしてのインフラストラクチャツールで、バージョン 1.34 を使用して新しい EKS クラスターを作成したり、既存のクラスターをバージョン 1.34 にアップグレードしたりできるようになります。
Kubernetes バージョン 1.34 では、コンテナイメージプル時のセキュリティ向上に役立つ kubelet イメージ認証情報プロバイダー向けの予測サービスアカウントトークンや、マルチコンテナリソース管理を簡素化するためのポッドレベルのリソースのリクエストと制限など、いくつかの重要な改善が導入されています。このリリースでは、動的リソース割り当て (DRA) による優先順位付けの代替手段も導入され、ワークロードで優先順位付けされたデバイス要件を定義してリソーススケジューリングを改善できるようになりました。 Kubernetes バージョン 1.34 の変更点の詳細については、ドキュメントと、Kubernetes プロジェクトのリリースノートを参照してください。
AWS GovCloud (米国) リージョンを含む、EKS が利用可能なすべての AWS リージョンで、EKS が Kubernetes バージョン 1.34 をサポートするようになりました。
EKS で利用可能な Kubernetes のバージョンや、クラスターをバージョン 1.34 に更新する方法についての詳細は、EKS のドキュメントを参照してください。Kubernetes クラスターのアップグレードに影響する可能性のある問題がないかどうか、EKS クラスターインサイトを使用して確認できます。Kubernetes バージョン 1.34 に対応した EKS Distro のビルドは、ECR Public Gallery および GitHub で入手できます。EKS バージョンライフサイクルポリシーの詳細は、ドキュメントを参照してください。