Amazon SageMaker ノートブックインスタンスが Amazon Linux 2023 のサポートを開始
本日、Amazon SageMaker ノートブックインスタンスが、Amazon Linux 2023 をサポートするようになったことをお知らせします。新しい Amazon SageMaker ノートブックインスタンス向けに Amazon Linux 2023 を選択して、最新のイノベーションや強化されたセキュリティ機能を活用できるようになりました。
Amazon SageMaker ノートブックインスタンスは、データサイエンスや機械学習のための開発環境があらかじめ設定された、フルマネージド Jupyter Notebook です。データサイエンティストやデベロッパーは、SageMaker ノートブックを使用して、データの探索、可視化、準備、および機械学習モデルの構築とデプロイを SageMaker 上でインタラクティブに行えます。
Amazon Linux 2023 (AL2023) は、rpm ベースの汎用 Linux ディストリビューションであり、Amazon Linux 2 (AL2) の後継です。Amazon Linux 2023 が提供するランタイム環境は安全性、安定性、性能面で優れているため、オペレーティングシステムの管理が簡素化されます。この Linux ディストリビューションは、2 年ごとにメジャーバージョンがリリースされ、各バージョンはリリースされてから 5 年間の長期サポートが提供されます。最初の 2 年間は、四半期ごとにセキュリティパッチ、バグ修正、新機能を含む標準サポートが提供され、その後 3 年間はメンテナンス期間になります。セキュリティ機能が強化されたため、SELinux がサポートされ、暗号化モジュールが FIPS 140-3 の認定を受けています。
今回のリリースにより、AL2023 または AL2 を使用してノートブックインスタンスを起動できるようになりました。今回のリリースの詳細と AL2023 ノートブックインスタンスの使用を開始する方法については、Amazon Linux 2023 のドキュメントを参照してください。