AWS Backup で複数の AWS リージョンやアカウントの間において 1 回の操作でデータベーススナップショットをコピー可能に
AWS Backup では、複数の AWS リージョンとアカウントの間において 1 回のコピーアクションでデータベーススナップショットをコピーできるようになりました。この機能は、Amazon RDS、Amazon Aurora、Amazon Neptune、Amazon DocumentDB のスナップショットをサポートしています。この機能を使用すると、連続したコピー手順が不要になります。
リージョン間とアカウント間でスナップショットをコピーすることで、ランサムウェア攻撃やリージョン障害など、本番アカウントやプライマリリージョンに影響する可能性のあるインシデントから保護されます。これまでは、このようなスナップショットのコピーは 2 段階のプロセスを経て作成する必要がありました。最初に別のリージョンにコピーし、次に別のアカウントにコピーする (またはその逆) 必要がありました。こうしたスナップショットのコピー作成を 1 回の手順で完了することで、中間コピーに関連するコストを削減しながら、目標復旧時点 (RPO) を短縮できます。この合理化されたプロセスにより、中間コピーの状態をモニタリングするカスタムスクリプトや Lambda 関数が不要になるため、ワークフローも簡素化されます。
この機能は、AWS Backup がスナップショットのクロスリージョンコピーとクロスアカウントコピーを別々のステップでサポートしているすべてのリージョンにおいて、Amazon RDS および Amazon Aurora のすべてのエンジン、Amazon Neptune、Amazon DocumentDB 向けに使用できます。この機能は、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、または AWS SDK から今すぐ使用を開始できます。使用を開始するには、AWS Backup のドキュメントを参照してください。