AWS Clean Rooms でクロスリージョンデータソースとのコラボレーションのサポートを開始

投稿日: 2025年10月3日

本日、AWS Clean Rooms は、クロスリージョンデータコラボレーションのサポートを発表いたします。このリリースにより、企業とそのパートナーは、基盤となるデータを移動、コピー、共有することなく、さまざまなリージョンに保存されているデータソースと簡単にコラボレーションできるようになります。

AWS Clean Rooms によるクロスリージョンデータコラボレーションのサポートにより、組織は組織外のリージョンに保存されているデータセットを活用してパートナーとコラボレーションできます。企業は、コラボレーションがホストされているさまざまな AWS および Snowflake リージョンに保存されているデータソースとコラボレーションできるため、パートナーとコラボレーションするためにリージョン間でデータを移動したり複製したりする必要がなくなります。コラボレーションの作成者は、許可されたリージョンのセットを設定することで分析結果の配信先を制御できます。これにより、各コラボレーターが適用されるデータレジデンシー要件と主権法を遵守できるようになります。例えば、データを米国東部 (バージニア北部) に保存しているメディアパブリッシャーは、追加のデータパイプラインを構築したり、基礎となるデータを相互に共有したりすることなく、データが欧州中部 (フランクフルト) にある広告パートナーとコラボレーションできます。

AWS Clean Rooms を利用すると、お客様は安全なデータクリーンルームを数分で作成でき、AWS または Snowflake 上で他の企業と協力して、広告キャンペーン、投資についての意思決定、および研究開発に関する独自のインサイトを得ることができます。AWS Clean Rooms を利用できる AWS リージョンの詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。AWS Clean Rooms を使用したコラボレーションの詳細については、AWS Clean Rooms をご覧ください。