AWS のお客様用 Carbon Footprint Tool にスコープ 3 の排出量データを追加
投稿日:
2025年10月22日
本日、AWS の Customer Carbon Footprint Tool (CCFT) が更新され、スコープ 3 の排出量データとスコープ 1 の天然ガスおよび冷媒が含まれるようになりました。これにより、AWS のお客様はクラウドの二酸化炭素排出量をより完全に把握できるようになりました。今回の更新により CCFT が拡大され、温室効果ガスプロトコルで定義されている 3 つの業界標準排出スコープすべてが対象になりました。
CCFT スコープ 3 の更新により、AWS のお客様は、ワークロードを実行するサーバーの製造、AWS 施設への電力供給、データセンターへの機器の輸送による排出量など、AWS の使用に伴うライフサイクル炭素排出量を完全に把握できるようになります。履歴データは 2022 年 1 月までさかのぼって利用できるため、組織は進捗状況を経時的に追跡し、持続可能性の目標を達成するためのクラウド戦略について情報に基づいた意思決定を行うことができます。このデータは CCFT ダッシュボードと AWS Billing and Cost Management Data Exports から入手できるため、お客様はカーボンインサイトを運用ワークフロー、持続可能性計画、レポート作成プロセスに簡単に組み込むことができます。
強化された Customer Carbon Footprint Tool の詳細については、CCFT ウェブサイト、AWS Billing and Cost Management コンソールにアクセスするか、更新された方法論文書とリリースノートを参照してください。