AWS Directory Service で API 主導の Managed Microsoft AD エディションのアップグレードが可能に
AWS Directory Service で、お客様が UpdateDirectorySetup API を使用して Managed Microsoft AD を Standard Edition から Enterprise Edition にプログラムでアップグレードできるようになりました。セルフサービスのエディションのアップグレードにより、Managed Microsoft AD のディレクトリをスケーリングする際のサポートチケットが不要になります。
API 主導の Standard Edition から Enterprise Edition へのアップグレードにより、以前は AWS サポートとのメンテナンス期間の調整が必要だった運用上の障壁が取り除かれ、アップグレード前の自動スナップショットとドメインコントローラーの順次アップグレードによるオンデマンドのディレクトリのスケーリングが可能になります。この合理化されたプロセスにより、アップグレードの開始前に自動的にバックアップが作成され、データ保護が保証されます。また、順次アップグレードアプローチにより、プロセス全体を通してディレクトリの可用性が維持されます。
組織は、従来のサポート主導型のアップグレードプロセスに伴う遅延なしに、ユーザーベースの拡大やアプリケーション要件の拡大に応じてディレクトリインフラストラクチャをスケールできるようになりました。プログラムによるアプローチにより、既存の自動化フレームワークや Infrastructure as Code デプロイとの統合が可能になります。
ディレクトリサイズのアップグレードは、AWS SDK を通じてすべての AWS Directory Service のリージョンで利用でき、グローバルデプロイ全体で一貫したアップグレード機能が提供されます。
詳細については、AWS Directory Service のドキュメントと UpdateDirectorySetup API リファレンスを参照してください。