Amazon CloudWatch Logs で Network Load Balancer のアクセスログのサポートを開始

投稿日: 2025年11月12日

Amazon CloudWatch Logs で、Network Load Balancer (NLB) アクセスログが Vended Logs としてサポートされるようになりました。これにより、オブザーバビリティが向上し、ネットワークトラフィックパターンのデバッグが簡単になりました。NLB アクセスログを CloudWatch で直接分析して、クライアント接続、トラフィック分布、接続状態に関するインサイトを得ることができるようになり、ネットワークの問題をより迅速に特定してトラブルシューティングできるようになりました。

この CloudWatch Logs の統合では、CloudWatch Logs Insights クエリを使用して詳細なアクセスパターンを追跡したり、モニタリング用のメトリクスフィルターを作成したり、Live Tail を使用してトラフィックパターンをリアルタイムで確認したりできます。NLB アクセスログは、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または SDK の Network Load Balancer の統合タブで設定できます。また、Apache Parquet 形式をサポートしている Amazon Data Firehose または Amazon S3 への NLB アクセスログの配信を設定することもできます。

CloudWatch への NLB アクセスログの配信は、Network Load Balancer と CloudWatch が利用可能なすべての AWS 商用リージョンと GovCloud リージョンで利用できます。NLB アクセスログは CloudWatch Logs と Data Firehose に配信されるときに Vended Logs として請求されますが、Amazon S3 への配信は無料です (Parquet の変換は 0.035 USD/GB で請求されます (バージニア北部))。 

CloudWatch Logs の NLB アクセスログの設定の詳細については、ドキュメントをご覧ください。料金情報については、CloudWatch 料金ページを参照してください。