Amazon RDS Optimized Reads が R8gd および M8gd データベースインスタンスのサポートを開始
Amazon Relational Database Service (RDS) は、Amazon Aurora PostgreSQL と RDS for PostgreSQL、MySQL、MariaDB 上での Optimized Reads 用に、R8gd と M8gd のデータベースインスタンスのサポートを開始しました。R8gd および M8gd データベースインスタンスを使うと、価格性能比が向上します。例えば、R8gd インスタンス上の Optimized Reads では、Aurora PostgreSQL の R6g インスタンスに比べて、スループットが最大 165% 向上し、価格性能比が最大 120% 向上します。
Optimized Reads は、これらのインスタンスで用意されている NVMe ベースのローカル SSD ブロックストレージを使用して一時テーブルなどのエフェメラルデータを保存するため、ネットワークベースのストレージとのデータアクセスが減り、読み取りレイテンシーとスループットが向上します。その結果、複雑なクエリのクエリパフォーマンスが向上し、インデックスの再構築操作が速くなります。I/O 最適化設定を使用する Aurora PostgreSQL Optimized Reads インスタンスは、さらにローカルストレージを使用してキャッシュ容量を拡張します。インメモリのバッファキャッシュからエビクトされたデータベースページがローカルストレージにキャッシュされるため、その後はキャッシュされたデータを高速に取得できます。
Optimized Reads の使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、CLI、SDK から、R8gd インスタンスまたは M8gd インスタンスを使用して既存の Aurora および RDS データベースを変更するか、新規データベースを作成します。これらのインスタンスは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (スペイン、フランクフルト)、およびアジアパシフィック (東京) のリージョンで利用できます。料金および利用できるリージョンの一覧については、料金ページを参照してください。これらの DB インスタンスタイプをサポートする具体的なエンジンバージョンについては、Aurora および RDS ドキュメントを参照してください。