AWS IoT Core が変数設定とエラー処理機能で IoT ルール SQL を強化
投稿日:
2025年11月24日
AWS IoT Core は IoT ルール SQL で SET 句をサポートするようになりました。これにより、SQL ステートメント全体にわたって変数を設定して再利用できます。この新機能により、SQL の操作がよりシンプルになり、変数を複数回使用したときでも一貫した内容が保証されます。さらに、新しい get_or_default() 関数では、データのエンコーディングや外部依存関係の問題が発生したときにデフォルト値を返すことで障害処理が改善され、IoT ルールの正常な実行が続行されるようになります。
AWS IoT Core は、数百万台の IoT デバイスを AWS クラウドに安全に接続するフルマネージド型サービスです。AWS IoT のルールは AWS IoT Core のコンポーネントで、これを使用すると、SQL のようなステートメントを使用して IoT デバイスのデータをフィルタリング、処理、デコードし、そのデータを 20 以上の AWS およびサードパーティのサービスにルーティングできます。IoT ルールを定義するときに、これらの新機能により複雑な SQL ステートメントが不要になり、IoT ルール SQL の障害の管理が簡単になります。
これらの新機能は、AWS GovCloud (米国) や Amazon 中国リージョンを含む、AWS IoT Core が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。詳細と開始操作については、SET 句と get_or_default() 関数に関するデベロッパーガイドをご覧ください。