AWS が AWS MCP サーバーのプレビュー版を発表

投稿日: 2025年11月30日

本日、AWS は AWS MCP サーバーを発表しました。これはマネージド型のリモートモデルコンテキストプロトコル (MCP) サーバーで、AI エージェントと AI ネイティブ IDE が、1 つ以上の AWS サービスにわたって実際のマルチステップタスクを実行するのに役立ちます。AWS MCP サーバーにより、既存の AWS API MCP サーバーと AWS Knowledge サーバーの機能が統合インターフェイスに統合されるため、AWS ドキュメントへのアクセス、新しくリリースされたサービス用を含む 15,000 以上の AWS API への呼び出しの生成と実行、AI エージェントによる AWS での一般的なタスク実行をガイドするエージェントの標準作業手順書 (SOP) と呼ばれる事前構築済みのワークフローの実行が可能になります。

AWS MCP サーバーを使用すると、S3 での静的ウェブサイトのホスティング、EC2 インスタンスのプロビジョニング、Lambda 問題のトラブルシューティング、エージェントの SOP を使用してステップバイステップのガイダンスを提供するための CloudWatch アラームの設定などのタスクの実行を AI アシスタントに依頼できます。サーバーは AWS Identity and Access Management (IAM) を通じて認証と承認を処理し、AWS CloudTrail を通じて監査ログを提供します。これにより、リソースと権限を全面的に制御できると同時に、AI エージェントが複数の AWS サービスにわたってタスクを実行できるようになり、実際のタスクをより迅速に完了できます。

AWS MCP サーバーは、米国東部 (バージニア北部) リージョンで追加料金なしで利用できます。作成した AWS リソースと、該当するデータ転送の費用のみをお支払いいただきます。詳細については、AWS MCP サーバーのドキュメントを参照してください。