AWS NAT ゲートウェイがリージョン別の可用性をサポート
Amazon Web Services (AWS) は、NAT ゲートウェイのリージョン別可用性モードを発表しました。今回のリリースにより、ワークロードの存在状況に基づいて仮想プライベートクラウド (VPC) 内の複数のアベイラビリティーゾーン (AZ) にまたがって自動的に拡張および縮小する単一の NAT ゲートウェイを作成できるようになります。これにより、高可用性を維持しながら、シンプルなセットアップと管理が可能になります。
NAT ゲートウェイを使用すると、NAT ゲートウェイの IP アドレスを使用して、プライベートサブネット内のインスタンスから VPC 外部のサービスに接続できます。今回のリリースにより、NAT ゲートウェイを作成し、その可用性をリージョン別に設定できるようになりました。リージョナル NAT ゲートウェイをホストするためにパブリックサブネットは必要ありません。また、ワークロードが新しいアベイラビリティーゾーンに拡張されるたびに、NAT ゲートウェイの作成と削除、ルートテーブルの編集を行う必要もありません。リージョンモードで NAT ゲートウェイを作成し、VPC を選択するだけで、ワークロードの存在状況に基づいてすべてのアベイラビリティーゾーン間で自動的に拡張および縮小され、高可用性が維持されます。この機能は、Amazon が提供する IP アドレスを使用することも、お客様独自の IP アドレスを使用することもできます。
この機能は、AWS GovCloud (米国) リージョンと中国リージョンを除くすべての商用 AWS リージョンで利用できます。CLI と SDK を利用します。 VPC NAT ゲートウェイと本機能の詳細については、AWS のドキュメントを参照してください。