Amazon Connect Customer Profiles で新しいセグメンテーション機能が利用可能に (ベータ)
Amazon Connect Customer Profiles で、Spark SQL (ベータ) による新しいセグメンテーション機能を利用できるようになりました。これにより、AI 支援のもと、完全な Customer Profiles データを活用して高度な顧客セグメントを構築できます。
利用可能な機能:
- 完全なプロファイルデータへのアクセス: カスタムオブジェクトと標準オブジェクトの両方をセグメンテーションに使用できます。
- SQL 機能の活用: オブジェクトの結合、パーセンタイルなどの統計機能によるフィルタリング、日付フィールドの標準化による複雑な分析を実施できます。
- AI 支援によるセグメントの構築: セグメント AI アシスタントで自然言語プロンプトを使用し、Spark SQL でセグメント定義を自動的に生成することも、SQL を直接記述することもできます。
- デプロイ前の検証: AI が生成した SQL の確認、自然言語による説明の表示、自動セグメント見積もりの取得を行うことができます。
例えば、「過去 1 か月間に新規購入についてカスタマーサービスに 3 回以上電話で問い合わせた顧客」や「生涯支出額が上位 90 パーセンタイルの価値の高い顧客」といったセグメントを作成し、アウトバウンドキャンペーンやパーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスに向けた正確なターゲティングを実現できます。
これらの新しいセグメンテーション機能は、既存のセグメンテーション機能とともに提供されます。いずれもセグメントメンバーシップコール、フローブロック、アウトバウンドキャンペーンとシームレスに連携するため、ユースケースに最適なアプローチを選択できます。
開始方法: Customer Profiles のページからデータストアを有効にして、新しいセグメンテーション機能を使用できます。
利用可能な国や地域: Amazon Connect Customer Profiles が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。
詳細については、Amazon Connect 管理者ガイドの「Build customer segments in Amazon Connect」を参照してください。