Amazon API Gateway に MCP プロキシサポートが追加
Amazon API Gateway はモデルコンテキストプロトコル (MCP) プロキシをサポートするようになりました。これにより、既存の REST API を MCP 互換のエンドポイントに変換できます。この新機能により、組織は自社の API を AI エージェントや MCP クライアントが利用できるようになります。Amazon Bedrock AgentCore Gateway サービスとの統合により、お客様は REST API をエージェント互換のツールに安全に変換するとともに、セマンティック検索によるインテリジェントなツール検出を可能にできます。
MCP プロキシ機能と Bedrock AgentCore Gateway サービスには、3 つの主なメリットがあります。1 つ目に、REST API がプロトコル変換を通じて AI エージェントや MCP クライアントと通信できるようになるため、アプリケーションを変更したり、追加のインフラストラクチャを管理したりする必要がなくなります。2 つ目に、二重認証による包括的なセキュリティを提供します。つまり、インバウンドリクエストに対するエージェント ID を検証すると同時に、アウトバウンドコールに対する REST API への安全な接続を管理します。最後に、AI エージェントはプロンプトコンテキストに最も合致する最も関連性の高い REST API を検索して選択できます。
この機能の料金については、Amazon Bedrock AgentCore の料金ページをご覧ください。Amazon API Gateway MCP プロキシ機能は、Amazon Bedrock AgentCore が利用可能な 9 つの AWS リージョン (アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (ダブリン)、欧州 (フランクフルト)、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン) で利用できます。使用を開始するには、Amazon API Gateway のドキュメントをご覧ください。