Strands Agents での TypeScript サポート (プレビュー) などを発表
AWS は 5 月に、Strands Agents SDK をオープンソース化しました。Strands Agents SDK は、わずか数行のコードで AI エージェントを構築および実行するモデルドリブンアプローチを採用したオープンソース Python フレームワークです。本日、TypeScript サポートがプレビューで利用可能になったことを発表いたします。これにより、開発者は Strands Agents を構築する際に Python と TypeScript のどちらかを選択できるようになりました。
Strands での TypeScript サポートは、完全な型安全性、async/await のサポート、最新の JavaScript/TypeScript パターンを備えた、慣用的な TypeScript エクスペリエンスを実現するように設計されています。Strands は、クライアントアプリケーション、ブラウザ、AWS Lambda や Bedrock AgentCore などのランタイムのサーバーサイドアプリケーションで簡単に実行できます。開発者は、AWS CDK を使用して Typescript でスタック全体を構築することもできます。
さらに、Strands SDK の 3 つの追加アップデートも発表いたします。まず、Strands Agents のエッジデバイスサポートの一般提供が開始されました。この SDK の拡張では、双方向ストリーミングが導入されたほか、llama.cpp などのローカルモデルプロバイダーが追加されたため、ローカルモデルを使用して小規模デバイスでエージェントを実行できるようになりました。次に、Strands Steering が試験的な機能として利用可能になりました。これにより、開発者はモジュール式のプロンプトメカニズムを利用して、ライフサイクルの適切なタイミングでエージェントにフィードバックを提供し、厳格なワークフローなしでエージェントを望ましい結果へと導くことができます。最後に、Strands Evaluations がプレビュー版で利用可能になりました。Evaluations を使用すると、開発者はエージェントの行動を体系的に検証し、改善点を測定して、開発サイクル中に自信を持ってデプロイを行うことができます。
Strands Agents の GitHub にアクセスして、構築を始めましょう。