AWS Elemental MediaLive で SRT Listener モードのサポートを開始

投稿日: 2026年2月28日

AWS Elemental MediaLive で、入力と出力の両方で Secure Reliable Transport (SRT) Listener モードのサポートが開始されました。SRT Listener モードを使用すると、MediaLive は接続を開始するのではなく待機するようになります。アップストリームのソースはライブ動画を MediaLive に直接プッシュし、ダウンストリームのシステムはエンコードされたストリームをオンデマンドでプルします。ソース側や宛先側で複雑なファイアウォールの設定やパブリックにアクセス可能な静的 IP アドレスが不要になるので、ネットワークのセットアップが簡素化されます。SRT Listener モードは MediaLive の既存の SRT Caller モードを補完するもので、接続のどちら側で SRT ハンドシェイクを開始するかを完全に制御できます。

SRT Listener モードにより、柔軟な投稿と配信のワークフローを利用できるようになります。入力側では、ネットワークチームとファイアウォールの変更を調整せずに、オンプレミスのエンコーダーやリモートの本番サイト (MediaLive Anywhere デプロイなど) からのストリームをクラウド上の MediaLive に直接プッシュできます。出力側では、ダウンストリームの配信パートナーが、準備ができしだい MediaLive に接続してエンコード済みのストリームをプルできるため、MediaLive でアウトバウンド接続を開始する必要はありません。SRT Listener の入出力はいずれも、設定可能なレイテンシー設定と、コンテンツのセキュリティの確保に役立つ必須の AES 暗号化をサポートしています。

SRT Listener モードは、AWS Elemental MediaLive が提供されているすべての AWS リージョンで利用できます。 使用を開始するには、AWS Elemental MediaLive のユーザーガイドの「Setting up an SRT Listener input」と「Creating SRT outputs in listener mode」を参照してください。