AWS Organizations が API レスポンスにおける組織パスの提供を開始

投稿日: 2026年3月31日

AWS Organizations では、アカウントや組織単位 (OU) の完全な組織パスが API レスポンスで直接返されるようになり、組織の階層をたどるために複数の API コールを行う必要がなくなりました。 これまでは、組織構造内でのアカウントや組織単位 (OU) の位置を把握するには、複数の API コールが必要でした。この機能強化は、深い階層の OU 構造を持つ大規模で複雑な AWS Organizations を管理しているエンタープライズのお客様にとって、特に価値があります。

今回のリリースにより、DescribeAccount、ListAccounts、DescribeOrganizationalUnit などの API を使用すれば、1 回の呼び出しで組織からルート、そしてターゲットエンティティまでのフルパス (例: o-{orgId}/r-{rootId}/ou-{ouId}/{accountId}) を取得できるようになりました。これにより、組織パスを特定するために時間のかかる複数の API コールを実行する必要がなくなります。サービスコントロールポリシーの影響の分析、アクセス許可の境界の評価、複雑な組織階層間でのアカウント移動の評価などを行う際の運用オーバーヘッドが削減されます。クラウドアーキテクト、セキュリティチーム、運用チームは、トラブルシューティングを迅速化し、より効果的なオートメーションを構築できるようになります。これには、正確なガイダンスのために完全な組織コンテキストを必要とする、大規模言語モデル (LLM) を活用したツールが含まれます。

組織パスは、現在、すべての商用 AWS リージョンおよび AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。

詳細については、AWS Organizations の API ドキュメントをご覧ください。