Amazon Bedrock AgentCore で AWS for SAP MCP サーバーの一般提供を開始

投稿日: 2026年5月1日

本日、Amazon Bedrock AgentCore における AWS for SAP MCP サーバー の一般提供について発表します。これは AI エージェントを SAP ERP システムに安全かつ大規模に直接接続するするために作成されました。このソリューションは、モデルコンテキストプロトコル (MCP) と SAP の Open Data Protocol (OData) 標準に基づいて構築されており、エンタープライズグレードのセキュリティと包括的なオブザーバビリティを維持しながら、AI エージェントが SAP のビジネスデータやプロセスを利用できるようにするという課題を解決します。SAP システムを運用している組織では、AI エージェントが財務、調達、物流、サプライチェーン業務などのさまざまな SAP プロセスとやり取りできるようになります。

AWS for SAP MCP サーバーでは、SAP ERP のビジネスデータを活用することで、AI エージェントが販売注文、購買発注、資材、財務のドキュメントといった SAP ビジネスオブジェクトを作成、読み取り、更新、削除できます。このサーバーは、フルマネージド型の Amazon Bedrock AgentCore Runtime にデプロイされ、セッション分離、プライベート接続、および OAuth 2.0 をサポートする AgentCore Identity による 2 層認証を処理します。主な機能には、動的なサービスカタログ検出、エージェントアクションを完全に可視化する CloudWatch によるテレメトリ、SAP S/4 HANA および SAP ECC の柔軟な接続オプションなどがあります。

組織は、インフラストラクチャの管理を必要とせず、CloudFormation テンプレートを使用して AWS for SAP MCP サーバーを数分でデプロイできます。AWS for SAP MCP サーバーは、Amazon Quick、Strands SDK ベースのカスタムエージェント、SAP Joule などの MCP クライアントとシームレスに連携し、コンテナイメージとして無料で提供されます。

Fortescue、Harman International、PLDT をはじめとする早期採用企業は、AWS for SAP MCP サーバーをエンタープライズ規模の AI 統合のオーケストレーション、テスト管理のモダナイズ、調達から支払いまでのワークフローの大規模な自動化などに使用することで、AWS for SAP MCP サーバーが持つ変革の可能性を既に実証しています。詳細については、AWS for SAP MCP Server のドキュメントページをご覧ください