Amazon Quick がマルチデータセットの分析機能をサポート
本日、Amazon Quick でマルチデータセットトピックをサポートすることを発表しました。これにより、単一のトピック内で複数のデータセット間の関係をモデル化し、そのモデルを使用してダッシュボードを構築したり、自然言語で質問に回答したりできるようになります。これまで、複数のデータセットにまたがる質問に Quick Sight のビジュアルで回答するには、データを事前に結合して 1 つのデータセットにまとめる必要がありました。この方法では、データ準備の段階で JOIN のロジックを手動で追加する必要があり、SPICE のキャパシティを余分に消費するうえ、ユースケースが異なる場合やモデルが変更された場合には複数のデータセットを再構築しなければなりませんでした。マルチデータセットトピックでは、トピックが再利用可能なリレーショナルデータモデルになります。ユーザーが複数のデータセットを追加し、関係を一度定義しておけば、Quick が実行時に結合を行います。
この新機能は、ダッシュボードの構築と自然言語での Q&A の両方に適用されます。ダッシュボードの構築では、トピックがデータモデルとして機能するため、1 つのビジュアルで複数のデータセットからフィールドを取得でき、基盤となる結合は Quick が自動的に生成します。ユーザーはセマンティックモデルを一度作成すれば、ダッシュボード内のすべてのビジュアルで再利用できます。自然言語分析では、チャットエージェントの参照先としてトピックを直接指定して質問できます。エージェントはトピックに定義された関係を読み取り、実行時にデータセット間の結合を行って回答するため、テーブルを事前に結合したり、データを準備したりする必要はありません。どちらの操作も同じトピックに対してクエリを実行するため、適切に管理された 1 つのセマンティックモデルが、人にとってもエージェントにとっても信頼できる唯一の情報源となります。マルチデータセットトピックでは、既存のデータセットのアクセス許可がそのまま適用され、行レベルセキュリティおよび列レベルセキュリティ (RLS/CLS) がサポートされます。そのため、確立してきたガバナンスが、データセットをまたぐすべてのビジュアルとすべての回答に引き継がれます。
マルチデータセットトピックは、Amazon Quick が提供されているすべての AWS リージョンで利用できます。使用を開始するには、こちらのブログ投稿をご覧ください。