AWS では、Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon Elasticsearch、Amazon ElastiCache、および Amazon Redshift の予約をより適切に管理およびモニタリングするのに役立つ、すぐに使える RI に特化したコスト管理ソリューションを多数提供しています。


リザーブドインスタンスの使用率レポートとカバレッジレポートは、AWS Cost Explorer ですぐに利用できます。これらのレポートを使用すると、RI のカスタム使用率とカバレッジのカスタムターゲットを設定し、目標値に対する達成度合いを可視化できます。また、オンデマンド料金と比較した場合の節約額に関する情報を参照できます。レポートでは、利用可能なフィルタリングディメンション (例えば、アカウント、インスタンスタイプ、範囲など) を使用して基になるデータを絞り込み、予約に関するインサイトを得ることができます。

AWS Cost Explorer にアクセスする

RI 使用率レポートを利用すると、RI 使用率 (ある期間中にインスタンスによって消費された購入 RI 時間の割合) を視覚化して、RI の使用効率を高める機会を特定し、(アクティブ RI の制約に合わせて、RI タイプを修正、またはワークロードをシフトすることで) 対処することができます。

以下に示すレポートは、顧客が定義した期間にわたる c3.large RI の毎日の使用率を示しています。

AWSRIUtilization

RI のカバレッジレポートを使用すると、インスタンスの使用量全体が RI でカバーされている量を知ることができるため、最大限のカバレッジを確保するために RI をいつ購入または変更するかについて十分な情報に基づいて決定できます。これらのレポートは、総計でまたは詳細に (例えば、アカウント、インスタンスタイプ、リージョン、アベイラビリティゾーン、タグ、プラットフォームで) RI がカバーする実行中インスタンス時間の割合 (RI カバレッジ) を視覚化します。さらに、それらを使用して、モニタリングの対象となる RI カバレッジのしきい値を定義できます。

上記のレポートでは、月ごとの詳細レベルで、c3.large インスタンスの RI カバレッジが上昇傾向にあることが示されています。

AWSRICoverage

Cost Explorer のコストと使用状況データが利用可能になるまで最大 24 時間かかることがありますが、月末を過ぎた数日後まで確定されません。Cost Explorer の使用率データが利用可能になるまで最大 72 時間かかることがあります。


AWS のコストと使用状況レポートの主な利点の 1 つは、豊富な RI 関連データが利用できることです。AWS のコストと使用状況レポートは、日および月単位の詳細で、コストと使用状況のデータを収集するようにカスタマイズでき、少なくとも 1 日 1 回更新されます。必要に応じて、AWS のコストと使用状況レポートを Amazon Athena、Amazon QuickSight、または Amazon Redshift クラスターに直接取り込むこともできます。

AWS のコストと使用状況レポートを有効にする
CostUsageReport

最も包括的な AWS のコストと使用状況のデータセットを活用する

AWS のコストと使用状況レポートは、AWS のコストと使用状況に関する詳細情報にアクセスするための唯一のよりどころです。このレポートで、特定の AWS サービス、価格設定、タグ付け、および RI に適用されるその他の情報をさらに詳しく調べることができます。

AccessRIInformation

詳細な予約に関連した情報にアクセスする

AWS のコストと使用状況レポートには、予約 ARN、予約数、予約済みの合計ユニット数、1 つの予約あたりのユニット数など、RI に関する豊富な情報が含まれています。

CalculateSavings

パブリックオンデマンドのレートを使って、RI の削減額を計算する

1 時間ごとの使用量の明細には、請求された割引 RI 料金と、その時点でのその使用タイプのパブリックオンデマンド料金が含まれています。パブリックオンデマンド料金と請求された料金の間のデルタを計算することdえ、削減額を定量化することができます。

TrackRIDiscounts

RI 割引の適用を追跡する

RI 割引を受ける用途の各明細項目には、割引の適用元に関する情報が含まれています。これにより、特定の予約からの割引がどのインスタンスに適用されているか簡単に追跡できます。RI 割引共有設定のカスタマイズについての詳細は、こちらをご覧ください。


AWS Budgets を使用すると、RI の使用率やカバレッジのカスタムターゲットを指定し、使用率やカバレッジが設定したしきい値を下回った場合にアラートを受け取ることができます。使用率とカバレッジのアラートは、日ごと、月ごと、四半期ごと、または年ごとの詳細レベルで測定でき、予約の追跡に使用できます。

AWS Budgets を使用して RI のアラートを作成する

AWS Cost Explorer を使用すると、リザーブドインスタンス (RI) の購入について、状況に応じた推奨事項を参照できます。推奨事項は過去の使用率に基づいて作成されるため、オンデマンドでの使用と比べて削減額の可能性を生かすことができます。

利用可能な推奨事項を絞り込むには、RI パラメータおよび推奨事項を計算する使用率の履歴期間を調整します。

AWS Cost Explorerで RI の購入推奨事項を参照する