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コミュニティ通信

日本の AWS コミュニティの普及・発展に貢献したメンバーに贈られる AWS Samurai 2024 の発表

2025-04-02 | Author : 沼口 繁

はじめに

こんにちは。アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社でユーザーコミュニティプログラムを担当しているシニアコミュニティマネージャーの沼口です。

現在、AWS のグローバル表彰制度として「AWS HEROES」や「AWS Community Builders」が広く知られています。一方、日本独自の表彰制度である「AWS Samurai アワード」は、2011 年の制度開始から 13 年目を迎えています。これまでに AWS クラウドおよび AWS ユーザーコミュニティの発展に大きく貢献した 47 の個人・グループが受賞されました。

2025 年の JAWS DAYS では、2024 年の活動を評価し、4 名の個人と 1 グループが「AWS Samurai 2024」を受賞されました。彼ら・彼女らの功績をご紹介します。


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Large group photo of attendees at JAWS DAYS 2024, gathered indoors and holding a 'Welcome to JAWS DAYS' banner.

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AWS Samurai 2024 を受賞された皆さん

御田 稔さん

JAWS-UG 東京支部 / NW-JAWS / JAWS-UG SRE支部

2024 年に東京支部は 21 回の勉強会を開催し、支部としてはもっとも多い 3,596人 (対前年比 94% 増) の申し込み者を獲得し、JAWS-UG として過去最高・最大の勉強会・イベント開催活動に大きく寄与しました。定期開催となったランチタイム LT 会 (14 回、合計2,716 人)、さらに ”Bedrock Night” のネーミングで Amazon Bedrock の勉強会をシリーズ化し、Anthropic 社との合同勉強会などを実施し、生成 AI の普及に大きく貢献されました。 個人としては昨年に引き続き 2 度目の受賞となります。

Two people smiling as one presents the other with an award at the AWS Samurai 2024 event. The presenters are wearing lanyards and event shirts, and the atmosphere is celebratory.

深江 健士さん

JAWS-UG AI/ML支部

2024 年、JAWS-UG 東京をはるかに超える対前年比 216% 増という伸び率を記録し、 東京支部に続く第 2 位の 3,089 人の申し込み者を獲得、前年より大幅にジャンプアップなスケールをはたしました。東京支部との共同開催の Bedrock Claude Night は 1,301 人 (ハイブリッド開催) の申し込みとなり、単体の勉強会としては過去最大を記録しました。生成 AI のムーブメントが起こる前の 2022 年から前運営メンバーからバトンを受けておおよそ 2 か月に 1 回のペースで勉強会を開催し続け、2024 年で新運営メンバーも迎えて AI/ML 支部の活動を大きくスケールさせました。

A person holding an AWS Samurai 2024 award trophy and smiling at the camera.

ちば たかふみさん

JAWS-UG TOHOKU / いわて

2023 年の JAWS-UG いわて支部のリブート以来、いわて支部のみならず東北 6 県の勉強会に参加し、JAWS TOHOKU 6 支部の一体感・連携体制の強化を進め、東北で毎月どこかでオフライン勉強会が開催される体制の原動力となり、JAWS-UG TOHOKU にて対前年で 7 回増 (71% 増) の 12 回でほぼ毎月オフライン勉強会の開催を東北運営メンバーとともに達成しました。加えて、専門支部の GameTech 支部および Media-JAWS の運営にも関わり、さらに茨城支部の新支部立ち上げサポートにも尽力されました。

Two individuals at the AWS Samurai 2024 event present and receive an award. One person wears a yellow shirt and hands a glass award to another person in a gray shirt. Both are smiling and wearing event badges and lanyards.

新居田 晃史さん

JAWS-UG 横浜 / JAWS DAYS 2024 実行委員

日本最速 IT エンジニアとして AWS re:Invent の 5K run にて昨年も 2 位 (!) で、日本人の re:Invent でのプレゼンスを高め、その re:Invent の re:Cap 開催では世界一早い re:Cap の開催をリードし、かつ世界でももっとも多い 10 回の re:Invent 2024 re:Cap を横浜支部として開催、529 名の申込数を獲得しました。そして、今回の JAWS DAYS 2025 の実行委員長としてプロジェクトチームをまとめてくださいました。

Two individuals in yellow shirts receiving and presenting an award at the AWS Samurai 2024 event.

JAWS-UG 配信部

Yohei Fujiwara, Hiroshi Hayakawa, Masato Kitahara, Ryo Aihara, Kazuya Sakakibara, Yoshimi Maehara, Yusi Kato, Tatsuya Sato, Katz Ueno

2023 年はコロナ禍からのオフライン開催の復活、そして 2024 年はそのオフラインの勢いを維持しながら、オンラインを含むハイブリッド開催が 339 回から 403 回 (+19% 増)、申込者数は 18,222 人から 22,159 人 (22% 増) となりました。この JAWS-UG のスケールを支えたのは JAWS-UG 配信部です。東京支部、初心者支部、CDK 支部、SRE 支部、コンテナ支部、OpsJAWS、Storage-JAWS、Secuirty-JAWS、IoT 専門支部、AI/ML 支部などのオンライン配信サポート実績は実に 80 回以上。このグループの支援がなければ JAWS-UG のスケールはなかったでしょう。

A group of participants and presenters pose for a group photo on stage during the AWS Samurai 2024 event. Some individuals are wearing yellow event shirts, holding microphones and event materials, and smiling towards the camera.

まとめ

JAWS-UG を主とした日本の AWS ユーザーグループの 2024 年は、勉強会開催数 (538 回)  および申込者数 (27,754 人) ともに過去最大のスケールを達成することができました。また支部のリブートや新支部の立ち上げも多かった年となりました。

上記で表彰された支部・グループ以外でもそれぞれが過去最高のパフォーマンスを発揮していただき、その積み重ねとなっていることは言うまでもありません。

今年は多くの支部の活動が活発だったため、選考が非常に難しい状況でしたが、その中でも、支部における卓越したパフォーマンスはもちろん、その影響が支部単独ではなく他の支部やメンバーに与えた方やグループを表彰させていただきました。心より感謝いたします。

著者プロフィール

沼口 繁 (ぬまぐち しげる)
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
コミュニティプログラムマネージャー

AWS のユーザーグループ JAWS-UG (Japan AWS User Group) の活動を支援し、より多くの人が AWS に接する機会を増やすことをミッションとしています。高い熱意をもって活動されている JAWS-UG の運営の皆さんには感謝しかありません。いつも本当にありがとうございます。

Portrait of a man wearing glasses, photographed indoors, with a blurred background.