AWS のデータセンター

AWS データセンターの物理的なセキュリティは、境界防御レイヤーから開始されます。このレイヤーは場所に応じて、警備員、フェンス、セキュリティフィード、侵入検出テクノロジー、その他のセキュリティ対策など、数多くのセキュリティ機能で構成されます。

データレイヤーは、カスタマーデータを保持する唯一のエリアとなるため、防御の観点では最もクリティカルなポイントとなります。防御策はアクセスを制限し各レイヤーにおいて特権を分離することから始まります。さらに、脅威検出デバイスとシステムプロトコルをデプロイして、このレイヤーの保護を強化します。

インフラストラクチャー・レイヤーには、データセンターの建屋、各種機械、およびそれらの運用に係るシステムが存在します。バックアップ電源装置、HVAC システム、消火機器などのコンポーネントは、すべてインフラストラクチャレイヤーの一部です。

環境レイヤーは、立地の選択、建設、運用・維持に至るまで、環境に固有の要因について考慮されています。AWS では、洪水、異常気象、地震活動などの環境リスクを軽減するためにデータセンターの場所を慎重に選択しています。