AWS Data Transfer Terminal は、データストレージデバイスを持ち込んで AWS クラウドにデータを高速に転送するための安全で物理的な場所です。AWS コンソールから最寄りの Data Transfer Terminal を予約し、予定された時間に施設に到着し、プライベートな空間で自分のデバイスを使用して AWS クラウドサービスにデータをアップロードすることができます。
AWS Data Transfer Terminal は、物理的でポータブルなストレージデバイスで大量のデータを作成または収集し、そのデータを AWS クラウドに転送してクラウドベースのワークロードを実現する必要があるユーザーを対象としています。
AWS Data Transfer Terminal、AWS Direct Connect、AWS Snowball はすべて、お客様が AWS にデータを転送するのを支援するために AWS が提供しているサービスです。ただし、これらにはいくつかの重要な違いがあります。
AWS Data Transfer Terminal は、ロサンゼルスとニューヨークという大都市圏にあり、今後グローバルに拡大する予定です。
Data Transfer Terminal の使用を開始するには、AWS コンソールで予約をスケジュールする必要があります。AWS アカウントにログインして Data Transfer Terminal にアクセスし、予約に必要なステップを完了します。チームに関する情報を追加したり、予約をスケジュールしたり、Data Transfer Terminal 施設にアクセスする権限のある個人を割り当てたりすることができます。
Data Transfer Terminal に実際に訪問する必要がある方の事前審査要件はありません。Data Transfer Terminal を訪問するには、政府発行の有効な写真付き身分証明書を提示する必要があります。
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Data Transfer Terminal 施設に到着する前に、場所の詳細と具体的なアクセス手順が記載された確認メールを受け取っていることを確認してください。確認のため、到着時に政府発行の有効な写真付き身分証明書をセキュリティデスクで提示する必要があります。
データ転送の専門家は、データ転送を効率的に実行するために必要なすべての機器を用意しておく必要があります。これには以下が含まれる場合があります:
お客様または同行する専門家が Data Transfer Terminal 施設に持ち込んだすべての機器およびアイテムの設置、操作、および取り外しについては、お客様が単独で責任を負うことに注意してください。出発時には、すべての所持物や機器を Data Transfer Terminal スイートから持ち出すことが重要です。AWS Data Transfer Terminal は、スイート内に置き忘れたアイテムについて一切の責任を負いません。
スムーズで安全なデータ転送プロセスを確実にするために、訪問中は、提供されているすべてのガイドラインとセキュリティプロトコルを順守してください。
各 Data Transfer Terminal 施設には、AWS ネットワークに接続された 2 本以上の 100G 光ファイバーケーブルが用意されています。
Data Transfer Terminal 施設を使用してネットワークに接続する準備をするには、アップロードデバイスがネットワークに接続する準備ができていることを確認する必要があります。最適なデータアップロード環境を実現するには、以下が必要です。
• トランシーバータイプ 100G LR4 QSFP
• アクティブな IP 自動コンフィギュレーション (DHCP)
• 最新のソフトウェア / トランシーバードライバー