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AWS Mainframe Modernizationサービスレベルアグリーメント

最終更新:2022年6月15日

本AWS Mainframe Modernizationサービスレベルアグリーメント(「SLA」)は、AWS Mainframe Modernization(「AWS Mainframe Modernization」)の利用に適用される方針であり、AWS Mainframe Modernizationを使用する各アカウントに個別に適用される。本SLAの契約条件と、AWSカスタマーアグリーメントまたは利用者による本サービスの利用に適用される当社と利用者との間の他の契約(「本件契約」)の契約条件の間に齟齬がある場合は、かかる齟齬の範囲に関してのみ、本SLAの契約条件が適用される。本SLAにおいて使用する用語(英文では大文字で始まるもの)のうち、本SLAで定義されていないものは、本件契約で定められた意味を持つものとする。 

サービスコミットメント

AWSは、AWS Mainframe Modernizationインスタンスを、毎月の請求期間において、各AWSリージョンで、以下の表に示す月間稼働率で利用可能にするために商業上合理的な努力を行う(「サービスコミットメント」)。AWS Mainframe Modernizationインスタンスがサービスコミットメントを満たさない場合、利用者は以下のとおりサービスクレジットを受け取ることができる。

サービスクレジット

サービスクレジットは、以下の表に従って、サービスコミットメントが満たされなかった月次請求期間について、影響を受けたAWS Mainframe Modernizationインスタンスに対し利用者が支払った料金総額の定率として計算される。

月間稼働率

サービスクレジット率

99.0%以上、99.9%未満

10%

95.0%以上、99.0%未満

25%

95.0%未満

100%

サービスクレジットは、AWS Mainframe Modernizationについて今後請求される支払いに対してのみ適用できる。当社はその裁量において、利用不可状態が発生した請求期間の支払いの際に利用者が使用したクレジットカードに対して、サービスクレジットを発行することができる。サービスクレジットは、利用者に対し、AWSから返金その他の支払いを受ける権利を与えるものではない。サービスクレジットは、該当する月次請求期間の当該クレジット金額が1米ドル($1 USD)を超える場合のみ適用され、発行される。サービスクレジットは譲渡できず、また他のアカウントに充当することはできない。本件契約に別段の規定がない限り、AWS Mainframe Modernizationの提供における当社の利用不可状態、パフォーマンスの不実行、その他不履行が生じた場合の利用者の唯一かつ排他的な救済は、本SLAの契約条件に従いサービスクレジット(該当する場合)を受け取ることである。

クレジットの請求および支払手続

サービスクレジットを受け取るには、AWSサポートセンターでケースを作成することにより、請求(リクエスト)を提出する必要がある。 対象となるには、インシデント発生後、2回目の請求期間の末日までに、以下の情報を添えてクレジットのリクエストを当社に提出しなければならない。

  1. 件名に「SLA Credit Request(SLAクレジットリクエスト)」という文言
  2. 利用者が請求する各利用不可インシデントについて、影響を受けたAWS Mainframe ModernizationインスタンスのリソースIDの日時およびAWSリージョン
  3. エラーを記録し、利用者が主張する停止を裏付けるリクエストログ(これらのログ内の機密情報または機微性の高い情報は削除するかアスタリスク(*)で置き換えること)

かかるクレジットリクエストに関する月間稼働率を当社が確認し、サービスコミットメント未満であった場合、当社は、リクエストが行われた月の翌請求期間内に利用者にサービスクレジットを発行する。上記要件を満たすリクエストおよびその他の情報を提供しなかった場合、利用者はサービスクレジットを受け取る権利を失う。

AWS Mainframe Modernization SLA例外事由

サービスコミットメントは、(i) 不可抗力事由またはAWS Mainframe Modernizationの責任分界点を超えるインターネットアクセスもしくは関連する問題を含む、当社の合理的支配の及ばない要因に起因する、(ii) 利用者または第三者の行為または不作為に起因する、(iii) AWSサイトのAWS Mainframe Modernizationドキュメントに記載されたガイドラインおよびベストプラクティスに従っていないことに起因する、(iv)利用者の装置、ソフトウェアもしくはその他のテクノロジーおよび/または第三者の装置、ソフトウェアもしくはその他のテクノロジー(当社の直接の管理下にある第三者の装置を除く)に起因する、(v) 利用者の装置、ソフトウェアもしくはその他のテクノロジーおよび/または第三者の装置、ソフトウェアもしくはその他のテクノロジー(当社の直接の管理下にある第三者の装置を除く)に起因する、または、(vi) 本件契約に従った、AWS Mainframe Modernizationを利用する利用者の権利の停止または終了に起因する、いかなるAWS Mainframe Modernizationの利用不可状態、停止もしくは終了、またはその他のAWS Mainframe Modernizationのパフォーマンス上の問題にも適用されない(以下、総称して「AWS Mainframe Modernization SLA例外事由」という)。当社の月間稼働率の計算に使用される要因以外の要因が可用性に影響を与えている場合には、当社はその裁量において、かかる要因を考慮してサービスクレジットを発行することができる。

定義

  • 「月間稼働率」は、当該月において、AWS Mainframe Modernizationインスタンスが利用不可状態となっていた5分間のインターバルのパーセンテージを100%から減じて計算する。月の一部のみAWS Mainframe Modernizationインスタンスを稼働させていた場合、稼働していなかった部分のAWS Mainframe Modernizationインスタンスは100%利用可能であると想定される。月間稼働率の測定では、AWS Mainframe Modernization SLA例外事由に直接または間接的に起因するダウンタイムを除外する。
  • 「サービスクレジット」とは、対象となるアカウントにクレジットされることのある、上記の規定により計算されたドル建てのクレジットをいう。
  • 「利用不可」および「利用不可状態」とは、実行中のAWS Mainframe Modernizationインスタンスへのすべての接続リクエストが5分間のインターバル中に失敗する状態を意味する。