Contentsquare が AWS Marketplace の利用をスケールし、エンタープライズソフトウェアの売上を 14 倍に増加

AWS パートナーである Contentsquare は、データドリブンのインサイトを活用し、企業があらゆるユーザーインタラクションを最大限に活用するのをサポートする SaaS プロバイダーです。同社の AI を利用したプラットフォームである Digital Experience Analytics は、カスタマージャーニーにおけるあらゆるタッチポイントにおいて、コンテキストを踏まえた顧客の行動、感情、意図に関するリッチなインサイトを提供して、企業が共感を構築するとともに、長く続くインパクトを生み出すことを可能にします。世界中に 17 を超えるオフィスを構え、小売、金融サービス、旅行、自動車、通信など、さまざまな業界の多様な顧客にサービスを提供しています。

「当社の仕事は、ウェブサイトやモバイルアプリのユーザー間のあらゆるインタラクションを収集し、それらのデータポイントをインサイトに変換することです」と Contentsquare の Chief Product Officer である Lucie Buisson 氏は述べています。「これらのインサイトは、ユーザーにとって何が魅力的で何が不満なのかをお客様が理解するのに役立つので、デジタルエクスペリエンス全体を改善することができます」。

グローバル展開は、Contentsquare の全体的な成長戦略にとって鍵となります。これを実現するために、同社はより多くの顧客に SaaS オファリングを周知し、顧客が同社のデジタルエクスペリエンスソリューションをより深く理解し、迅速に調達できるようにしたいと考えていました。しかし、ほとんどのデジタルマーケットプレイスは Contentsquare のニーズを満たすことができませんでした。それらは煩雑で使いにくく、請求やユーザー契約の柔軟性に欠け、Contentsquare が必要とする可視性も提供していませんでした。

Contentsquare はさまざまな選択肢を検討した結果、理想的なソリューションである AWS Marketplace を見つけました。このデジタルストアフロントは、ソフトウェア、データ、サービスをまとめて掲載し、調達を迅速化するとともに、IT チームとデベロッパーがより迅速にイノベーションを開始できるようにしています。

「AWS Marketplace は、そのシンプルさと効率性から、当社の好ましい市場参入ルートとなっています」と Buisson 氏は述べています。「当社にとって、さまざまな規模の企業にサービスを提供することが重要であり、AWS Marketplace はそのスケーラビリティを促進してくれます。あらゆる業界のお客様へのアクセスを提供してくれる、その広範なリーチも当社には重要です」。

Contentsquare は、プライベートオファーを通じてエンタープライズ顧客への販売に注力することで、AWS Marketplace への進出を開始しました。プライベートオファーにより、潜在的な顧客は、一般に公開されていない製品の価格とユーザーライセンス契約を受け取ることができます。AWS Marketplace チームは、同社の市場進出戦略の最適化をサポートしました。チームはガイド付きのディスカッションを通じて、AWS Marketplace で顧客が享受する恩恵を活用し、チーム編成と製品発見プロセスを強化するために、Contentsquare の販売基盤を進化させることに取り組みました。

「AWS チームは、共同販売から共同構築まで、また AWS Marketplace の利用方法についても、当社にとってすばらしいリソースであり続けてくれています」と Contentsquare の Head of Global Cloud Alliances である Mike Marzano 氏は述べています。「当社は究極的にはお客様にとって最適なプランを提供したいと考えており、それを実現するために AWS からすばらしいサポートを受けています」。

AWS Marketplace プライベートオファーを利用することで、Contentsquare は、エンタープライズ SaaS ライセンスの複雑な要件に最適な内容となるようにオファリングをカスタマイズできることに気づきました。同社はプライベートオファーフレームワークを使用して、顧客のニーズとビジネス目標に整合的な、わかりやすくカスタマイズ可能なオプションを作成しています。Contentsquare は顧客と緊密に連携し、従来の 1 年間または 1 か月間の契約期間を超えるプランを設計することで、比類のない柔軟性を提供しています。

「AWS Marketplace は、エンタープライズ向けオファーをお客様に販売するための優れたチャネルだと考えています」と Marzano 氏は述べています。「AWS Marketplace は請求の柔軟性を提供してくれ、お客様はすべての請求書を 1 つの画面で確認できます。さらに、Contentsquare ソリューションをより迅速に実装し、その価値を実感していただくのにも役立ちます」。

Contentsquare の顧客にとって、AWS Marketplace には多くの利点があります。合理化された調達プロセスにより、発見からデプロイまでの時間が大幅に短縮されます。AWS Marketplace の標準契約により、法的レビューが迅速化され、取引の成立が迅速化されるため、顧客は Contentsquare ソリューションをより迅速にデプロイして利用できます。「いくつかの直接的なエンタープライズ販売サイクルでは、契約の交渉とレビューに数週間かかる場合があります。AWS Marketplace の標準契約を利用することで、このプロセスがわずか数日で完了します」と Marzano 氏は述べています。顧客は簡素化された請求システムの恩恵も享受できます。Contentsquare の料金は既存の AWS 請求書に統合されるため、複数の請求書を発行する必要がなくなり、管理業務にかかる時間を節約できます。

2022 年に AWS Marketplace に参加して以来、Contentsquare は大きなメリットを実感しています。「調達の合理化により、より迅速に取引を成立させることができるだけでなく、より長期にわたる大規模な契約を獲得できるようになりました」と Marzano 氏は述べています。「当社は常にお客様の所在場所でお客様のニーズに応えており、AWS からのサポートとこれらの効率的な調達により、AWS Marketplace におけるエンタープライズソフトウェアの売上を前年比で 14 倍に増加させることができました」。

今後、同社は AWS パートナーの専門知識を活用し、AWS Marketplace でオファリングををさらに合理化する予定です。この戦略的な転換により、同社のチームは複雑な販売およびデプロイプロセスに煩わされることなく、新しいソリューションの構築と顧客への価値提供に集中できるようになります。

「AWS サービスを選んだのは、当社がまだ小規模だった頃、AWS が最適なソリューションであり、当社が必要とする規模で最新のテクノロジーを利用できたからです」と Buisson 氏は述べています。「当社は今でははるかに大きな企業になりましたが、AWS は依然として当社にとって最高の選択肢です。AWS Marketplace のすばらしい点は、企業の規模にかかわらず、常に最適なソリューションとパートナーを見つけられるということです」。

Contentsquare は、企業があらゆるユーザーインタラクションを最大限に活用するのに役立つデジタルエクスペリエンス分析ソフトウェアを提供しています。同社のソフトウェアは、世界中で 130 万超のウェブサイトとアプリケーションで使用されています。