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AWS Private Certificate Authority サービスレベルアグリーメント

最終更新:2022年9月27日

本 AWS Private Certificate Authority サービスレベルアグリーメント(「SLA」)は、 AWS Private Certificate Authority (「AWS Private CA」)の利用に適用される方針であり、 AWS Private CA を使用する各アカウントに個別に適用される。本 SLA の契約条件と、 AWS カスタマーアグリーメントまたは利用者による本サービスの利用に適用される当社と利用者との間の他の契約(「本件契約」)の契約条件の間に齟齬がある場合は、かかる齟齬の範囲に関してのみ、本 SLA の契約条件が適用される。本 SLA において使用する用語(英文では大文字で始まるもの)のうち、本 SLA で定義されていないものは、本件契約で定められた意味を持つものとする。

サービスコミットメント

AWS は、AWS Private CA を、毎月の請求期間において、該当する月間稼働率で利用可能にするため、商業上合理的な努力を行う(「サービスコミットメント」)。AWS Private CAがサービスコミットメントを満たさない場合、利用者は以下のとおりサービスクレジットを受け取ることができる。

サービスクレジット

サービスクレジットは、以下の表に従って、エラーが発生した請求期間について、AWS Private CAに対し利用者が支払った料金総額の定率として計算される。

月間稼働率

サービスクレジット率

99.0%以上、99.9%未満

10%

95.0%以上、99.0%未満

25%

95.0%未満

100%

サービスクレジットは、AWS Private CAについて今後請求される支払いに対してのみ適用できる。当社はその裁量において、エラーが発生した請求期間の支払いの際にサービス利用者が使用したクレジットカードに対して、サービスクレジットを発行することができる。サービスクレジットは、利用者に対し、 AWS から返金その他の支払いを受ける権利を与えるものではない。サービスクレジットは、該当する月次請求期間の当該クレジット金額が1米ドル($1 USD)を超える場合のみ適用され、発行される。サービスクレジットは譲渡できず、また他のアカウントに充当することはできない。本件契約に別段の規定がない限り、 AWS Private CA の提供における当社の利用不可状態、パフォーマンスの不実行、その他不履行が生じた場合の利用者の唯一かつ排他的な救済は、本 SLA の契約条件に従いサービスクレジット(該当する場合)を受け取ることである。

クレジットの請求および支払手続

サービスクレジットを受け取るには、AWSサポートセンターでケースを作成することにより、請求(リクエスト)を提出する必要がある。対象となるには、インシデント発生後、2回目の請求期間の末日までに、以下の情報を添えてクレジットのリクエストを当社に提出しなければならない。

  1. 件名に「SLA Credit Request(SLA クレジットリクエスト)」という文言
  2. 利用者が請求する、ゼロ以外のエラー率の各インシデントの日時
  3. エラーを記録し、利用者が主張する停止を裏付けるリクエストログ(これらのログ内の機密情報または機微性の高い情報は削除するかアスタリスク(*)で置き換えること)

かかるクレジットリクエストの月に該当する月間稼働率を当社が確認し、適用されるサービスコミットメント未満であった場合、当社は、リクエストが当社により確認された月の翌請求期間内に利用者にサービスクレジットを発行する。上記要件を満たすリクエストおよびその他の情報を提供しなかった場合、利用者はサービスクレジットを受け取る権利を失う。

AWS Private CA SLA 例外事由

サービスコミットメントは、以下の場合(以下、総称して「AWS Private CA SLA例外事由」という)、いかなる AWS Private CA の利用不可状態、停止もしくは終了、またはその他の AWS Private CA のパフォーマンス上の問題にも適用されない。(i)不可抗力事由または AWS Private CA の責任分界点を超えるインターネットアクセスもしくは関連する問題を含む、当社の合理的支配の及ばない要因に起因する、(ii)利用者の行為または不作為に起因する、(iii)AWS サイトの AWS Private CA ユーザーガイドに記載されたベストプラクティスに従っていないことに起因する、(iv)利用者の装置、ソフトウェアもしくはその他のテクノロジーに起因する、または、(v)本件契約に従った、 AWS Private CA を利用する利用者の権利の停止および終了に起因する。当社のエラー率の計算に使用される要因以外の要因が可用性に影響を与えている場合には、当社はその裁量において、かかる要因を考慮してサービスクレジットを発行することができる。

定義

  • 「エラー率」とは、(i)AWS Private CA からエラーステータス「InternalError」または「ServiceUnavailable」として返された内部サーバーエラーの総数を(ii)その5分間のインターバル中の該当するリクエストタイプのリクエストの総数で割ったものである。各 AWS Private CAアカウントのエラー率を、毎月の請求期間における5分間のインターバルごとの定率として計算するものとする。内部サーバーエラー数の計算には、AWS Private CA SLA例外事由の結果として直接または間接的に発生するエラーは含まれない。所定の5分間のインターバルにリクエストを行わなかった場合、そのインターバルは100%利用可能であると想定される。
  • 「月間稼働率」は、毎月の請求期間における5分間のインターバルごとのエラー率の平均を100%から減じて計算する。
  • 「サービスクレジット」とは、対象となる AWS Private CA アカウントにクレジットされることのある、上記の規定により計算されたドル建てのクレジットをいう。