このクイックスタートでは、高いスケーラビリティーと冗長性のある構成を使用して JFrog Container Registry を Amazon Web Servies (AWS) クラウドにデプロイします。
このクイックスタートは、Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC)、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS)、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Elastic Load Balancing (ELB)、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) などの製品を通じて Container Registry を Docker コンテナおよび Helm チャートレポジトリマネージャーとしてデプロイすることで、AWS の柔軟性、スケール、アベイラビリティを獲得したい管理者を対象としています。
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構築するもの
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デプロイ方法
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コストとライセンス
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構築するもの
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このクイックスタートを使用して AWS に自動的に Container Registry をセットアップします。このデプロイには、以下が含まれます。
- 2 つのアベイラビリティーゾーンにまたがる耐障害性の高いアーキテクチャ。*
- AWS のベストプラクティスに基づいてパブリックおよびプライベートサブネットが設定された Virtual Private Cloud (VPC)。AWS で独自の仮想ネットワークを実現します。*
- ポート 443 経由で NGINX コンテナに接続するパブリックサブネットにアタッチされた Network Load Balancer。ポート 8081 でリスンする Container Registry ノードのためのリバースプロキシと SSL の終端を提供します。
- リポジトリストレージのためのプライベートおよび暗号化された S3 バケット。
- パブリックサブネット内:
- プライベートサブネット内のリソースに対するアウトバウンドのインターネットアクセスをサポートするマネージド NAT ゲートウェイ。*
- パブリックサブネットおよびプライベートサブネットの EC2 インスタンスに対するインバウンドの Secure Shell (SSH) アクセスをサポートする Auto Scaling グループ内の Linux 踏み台ホスト。*
- プライベートサブネット内:
- Container Registry デプロイ用の 1 つの Amazon ECS サービスグループ。
- Container Registry と NGINX のコンテナ。
- Container Registry 専用に設定された Auto Scaling グループ。
- Amazon RDS インスタンスはポート 5532 のプライベートサブネットからのみアクセス可能です。
* クイックスタートを既存の VPC にデプロイするテンプレートでは、アスタリスクが付けられたタスクがスキップされ、既存の VPC の設定に誘導されます。
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デプロイ方法
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JFrog Container Registry を AWS におよそ 1 時間でデプロイするために、デプロイガイドの指示に従ってください。デプロイプロセスには、以下の手順が含まれます。
- AWS アカウントをお持ちでない場合は、https://aws.amazon.com でサインアップし、アカウントを用意してください。
- クイックスタートを起動します。次の 2 つのオプションから選択できます。
- Container Registry をセットアップします。
Amazon は、本ソリューションで AWS と協力した AWS パートナーとユーザーデプロイ情報を共有する場合があります。
- AWS アカウントをお持ちでない場合は、https://aws.amazon.com でサインアップし、アカウントを用意してください。
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コストとライセンス
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このクイックスタートリファレンスデプロイの実行中に使用した AWS のサービスのコストは、お客様が負担します。クイックスタートを使用しても追加コストは発生しません。
このクイックスタートの AWS CloudFormation テンプレートには、カスタマイズ可能な設定パラメータが含まれています。インスタンスタイプなどの設定の一部は、デプロイにかかるコストに影響を与えます。費用の見積もりについては、使用する AWS の各サービスの料金ページをご覧ください。料金は変更する場合があります。
ヒント: クイックスタートをデプロイした後、 AWS のコストと使用状況レポートを設定して、クイックスタートに関連する料金を追跡することをお勧めします。このレポートは、お客様のアカウントの S3 バケットに対する請求メトリクスを提供します。各月の使用状況に基づくコストの見積もりを提供し、月末にデータを確定します。レポートの詳細については、 What are AWS Cost and Usage Reports? を参照してください。
このクイックスタートには、Container Registry 向けの Amazon マシンイメージ (AMI) のサブスクリプションが必要です。これは AWS Marketplace から入手できます。追加の料金、規約、条件が適用される場合があります。手順については、デプロイガイドの "Subscribe to the Container Registry" を参照してください。
JFrog Container Registry は無料の製品であるため、このクイックスタートのために購入する必要があるライセンスはありません。