Savings Plans

Database Savings Plans

Database Savings Plans は、1 年期間での一定の使用量にコミットするときにデータベースコストを最大 35% 削減する柔軟な料金モデルです。この Savings Plans は、エンジン、インスタンスファミリー、サイズ、デプロイオプション、AWS リージョンに関わらず、対象となるサーバーレスインスタンスやプロビジョンドインスタンスの使用に自動的に適用され、前払いは不要です。例えば、Database Savings Plan を使用することで、Aurora db.r7g インスタンスや db.r8g インスタンスといったインスタンスタイプの切り替え、欧州 (アイルランド) から米国 (オハイオ) へのワークロードの移行、Amazon RDS for Oracle から Amazon Aurora PostgreSQL、または RDS から Amazon DynamoDB へのモダナイズを行っても、引き続き割引料金のメリットを活用することができます。

同一のワークロードに Database Savings Plans と Amazon RDS リザーブドインスタンスまたは Amazon DynamoDB リザーブドキャパシティ割引の組み合わせを適用することはできませんが、1 つのワークロード向けにリザーブドインスタンスまたは DynamoDB リザーブドキャパシティ割引を購入して適用し、別のワークロード向けに Database Savings Plan を購入して適用することは可能です。使用量は、割引料金を用いて Database Savings Plan コミットメントに自動的に適用されます。コミットメントを超える使用量については、オンデマンド料金が請求されます。

Database Savings Plans の購入に関するガイダンスについては、過去の使用量に基づいて節約を最大化するための推奨事項を提供する Savings Plans の推奨事項を使用できます。カスタマイズされた分析については、Savings Plan 購入アナライザーを使用することで、過去の使用状況に基づいてさまざまな購入量をシミュレートし、その結果として得た削減額、カバレッジ、使用率を確認できます。購入後は、Billing and Cost Management コンソールで利用できる Savings Plan のカバレッジレポートと使用状況レポートで使用量を監視できます。また、AWS 料金見積りツールを使用してワークロードのオンデマンドコストを見積もり、その結果を使用して Database Savings Plans コミットメントを判断することも可能です。


サポートされるデータベースの使用タイプごとに Savings Plan 料金とオンデマンド料金が設定されています。サービスタイプごとの Savings Plan 料金とオンデマンド料金は以下で確認できます。コミットした使用量には Savings Plans 料金が請求され、コミットメントを超える使用量には通常のオンデマンド料金が請求されます。

  • Aurora インスタンスと RDS インスタンス
  • Aurora Serverless v2
  • Aurora DSQL
  • DynamoDB
  • ElastiCache for Valkey インスタンス
  • ElastiCache for Valkey Serverless
  • Amazon DocumentDB インスタンス
  • Amazon DocumentDB Serverless
  • Neptune インスタンス
  • Neptune Serverless
  • Keyspaces
  • Timestream
  • DMS インスタンス
  • DMS Serverless