Slalom がクラウドビジネスを成長させるために AWS トレーニングと認定に投資

2001 年に設立され、2010 年から AWS パートナーネットワークのメンバーである Slalom には、AWS との重要な歴史があります。2012 年以来 AWS パートナーであり、17 の AWS コンピテンシーと 10 の AWS サービス検証を保有しています。「AWS への移行とモダナイズに対するお客様の需要は、依然として主要なビジネス推進力となっています」と Slalom の AWS ビジネス担当 Managing Director である Jeff Pearson 氏は述べています。「適切なサービスセットを利用してお客様のビジネス目標を達成するには、AWS に関する知識の幅広さと深さが重要です」。

従業員のクラウドスキルを構築および強化するために、Slalom は AWS トレーニングと認定のエキスパートと協力して、人間中心の堅牢なトレーニングプログラムを開発しました。「当社は人材を非常に重視しています」と Slalom の Senior Manager of Tech Expert Development である Linnea Johnson 氏は述べています。「人材の育成を中心としつつ、革新的で差別化されたソリューションをクライアントに提供することを目的としたプログラムを設計しました」。  

Slalom は 2016 年に AWS トレーニングプログラムを開始しました。このプログラムでは、ゲーム化された学習、実践的な体験、ラボ環境を組み合わせて使用します。チームメンバーは、さまざまなコースを受講し、キャリアパスを探り、AWS 認定を取得できます。AWS 認定では、技術スキルとクラウドの専門知識が検証されます。Slalom は、AWS トレーニングプログラムをサポートするために、Slalom Cloud Residency、Project Ada、学習コホートという 3 つの学習エクスペリエンスを設計しました。

Slalom Cloud Residency は、キャリアの初期段階にある人材や、新しくキャリアを始めた人材が、クラウド技術コンサルティングの経験を積むのをサポートするために 2021 年に開始されました。参加者は、新興クラウドテクノロジーやアジャイル手法のスキルを習得する一方で、AWS 認定を取得します。「最初の数か月間は、クラウドに慣れることに集中し、AWS 認定の取得に向けた取り組みを開始しました。他の会社ではこのような機会はありません」と Slalom の Cloud Residency の参加者である Kellie Laflin 氏は述べています。「ほとんどの従業員は、自らの時間を使って認定の取得に向けて取り組むことが期待されています。早期に専用のトレーニング時間を確保すると有利になります。Slalom はキャリアを開始するのに最適な職場です」。

数か月間にわたって学習と集中的なトレーニングに専念した後、参加者は、仲間やメンターのサポートを受けながら、新しいスキルを活用して実際のクライアント向け製品を構築します。「誰かに何かを教えているときに、学習者が理解し、その学習者が新しい視点を得るのを見るのは喜ばしいことです」と Slalom の Senior Principal 兼 Cloud Residency のメンターである Kesha Williams 氏は述べています。「これによって、学習者に自信がつきます」。

2020 年、Slalom は Project Ada を立ち上げました。世界初のコンピュータプログラマーである Ada Lovelace にちなんで名付けられたこのプログラムは、性自認が女性であるコンサルタントが、性自認が男性であるコンサルタントよりも AWS 認定の保有数が歴史的に少ないという事実に対処するものです。2021 年の Project Ada の終了までに、AWS 認定を持つ Slalom の女性の総数は 3% から 35% に増加しました。「Project Ada は、以前は自分には無理だと思っていた新しいテクノロジーを学ぶためのサポートと自信を与えてくれました」と Slalom の Senior Delivery Principal で Project Ada の参加者である Nicole Egan 氏は述べています。「私が取得した認定は、私のキャリア開発に大きな変化をもたらしました」。

また、チームメンバーは、Slalom のビジネス目標に基づいて取得を目指す、特定の AWS 認定を対象とした学習コホートにも参加しました。「このプログラムでは、サポートと励ましを得られるだけでなく、最も重要なことに、同じように取り組んで、知識と豊富な経験を共有してくれる他の仲間を得ることができるのです」と Slalom の Principal Consultant である Fai Fu 氏は述べています。データと分析への投資戦略に沿って、Slalom は最近、74 名の参加者が AWS Certified Machine Learning - Specialty 認定を取得できるようサポートしました。この認定では、AWS での機械学習モデルの構築とデプロイに関する専門知識が検証されます。

2022 年末までに、800 名を超える Slalom のプロフェッショナルが学習コホートに参加しました。さらに、1,700 名の従業員が AWS 認定を取得し、Slalom の AWS 認定の合計数は 2,800 を超えました。「AWS トレーニングと認定を活用することで、チームメンバーはキャリアの成長と前進に役立つ貴重な新しいスキルを学ぶことができます」と Pearson 氏は述べています。「当社は、コンサルタントのニーズとお客様の戦略目標の方向性を整合させるよう努めています」。

Slalom の AWS トレーニングプログラムは、コンサルタントの専門性の強化と成長を促進し、売上の拡大にもつながりました。ある学習コホートが 2022 年に終了してから 6 か月間で、参加者の 50% がその前の 6 か月間よりも多くの売上を達成しました。また 2022 年には、Slalom は AWS を利用して 1,300 を超える顧客プロジェクトを完了しました。最終的に、Slalom は、AWS エンゲージメントに取り組むすべての従業員がアクティブな AWS 認定を保有することを望んでいます。

「Slalom は、優秀な人材を採用するだけでなく、優秀な人材を育成したいと考えています。AWS トレーニングと認定とのコラボレーションは大きな影響をもたらしてくれました」と Slalom の Managing Director of Global Data, Analytics, and Artificial Intelligence である Tony Ko 氏は述べています。「認定アクセラレーターとカスタムトレーニングコンテンツを備えた体系的なプログラムは、極めて高いレベルの学習に優先順位を付けるのに役立ちます。また、トレーニングと、お客様にもたらすことができる影響の間に、より強いつながりを持たせることができます」。

Slalom は、システムインテグレーターの分野で AWS Partner of the Year 賞を 2 度受賞しています (2021 年と 2022 年)。これらの栄誉に加えて、Slalom は 2022 年のグローバル AWS Education Partner of the Year に選出されました。

2022 年末、Slalom は AWS 戦略的コラボレーション契約の複数年間の延長を発表しました。これは、世界的な拡張をサポートし、AWS プロフェッショナルサービス との連携を強化するとともに、両社が革新的なテクノロジーと業界固有のソリューションをさらなる共同顧客に提供することを可能にするものです。

「当社と AWS の契約は、当社にとって最大かつ最も戦略的で、最も影響力のあるコラボレーションです」と Slalom の General Manager である Dave Cutler 氏は述べています。「このパートナーシップがお客様と当社のチームメンバーにもたらす好ましい影響は明らかであるため、当社はこのパートナーシップに今後も注力し、拡大していく予定です」。