この AWS ソリューションの内容
Operations Conductor はお客様が運用上の複雑さを減らすのに役立ち、管理者がリソースの管理のために、手作業、イベントベース、または時間ベースの呼び出しをすばやく作成できるようにします。
このソリューションは運用タスクの自動化とオーケストレーションのためのシンプルなウェブインターフェイスを作成し、共通的な運用アクションのセットをデプロイします。これらのアクションは管理タスク、リソースのスケーリング、コスト管理などを自動化するために設定できます。このソリューションはお客様のビジネスニーズにあわせてカスタマイズや拡張が可能です。
AWS ソリューションの概要
下の図表は、このソリューションの実装ガイドと付属の AWS CloudFormation テンプレートを使用して、自動的にデプロイできるアーキテクチャを示しています。
AWS 上の Operations Conductor アーキテクチャ
このソリューションにはプライマリアカウントにデプロイする AWS CloudFormation テンプレートが含まれます。このテンプレートは、ソリューションのマイクロサービス (AWS Lambda 関数) を呼び出すために Amazon API Gateway を開始します。マイクロサービスでは、イベントとタスクを管理するためのビジネスロジックを提供しています。これらのマイクロサービスは、Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)、AWS Systems Manager、Amazon DynamoDB とやり取りし、詳細や結果のためのストレージを提供します。
プライマリテンプレートは Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットに、追加の AWS CloudFormation テンプレートを自動で生成します。このテンプレートを使用することで、アカウントとリージョンをまたぐ AWS Identity and Access Management (IAM) ロールを作成し、セカンダリのアカウントとリージョンでアクションを実行し、イベントを転送できるようになります。これらのテンプレ―トは修正して構築に使えるので、ソリューションの機能を拡張するカスタムアクションを作成できます。
Operations Conductor
バージョン 1.0.2
最終更新日: 2021 年 12 月
作成者: AWS
見積りデプロイ時間: 30 分